【2028】日産新型GT-R フルモデルチェンジ最新情報まとめ!ついにBEV化?2023年には外観デザイン一新?販売終了はせず?【R36型】

日産自動車が誇るスーパーカーが「GT-R」。かつてはスカイラインGT-Rという名前で発売されていましたが、2007年12月にGT-R単体として独立。形式番号のR35型で呼ばれることもありますが、これはスカイラインGT-RのR34型から継承したもの。

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(日産・GT-R NISMO Tスペック)

現行GT-Rはポルシェ911すら凌駕するモンスターカーとして2007年に発売されて以来、毎年のようにテコ入れされてきました。2021年にはTスペックと呼ばれる特別仕様車がNISMOと共に、それぞれ限定100台で発売されたばかり。

そこで今回カーギークでは日産新型GT-Rのフルモデルチェンジ最新情報を解説しようと思います。今後GT-Rの未来はどうなるのか?いよいよ初めてのフルモデルチェンジが行われるのか?結局販売終了しないのか?

2023年春にビッグマイナーチェンジが施される?

結論から言うと、日産新型GT-Rは今後も発売される模様です。つまり、GT-Rは販売終了はしません。昨年に発売された特別仕様車も当初は「ファイナルエディション」という名前で発売される噂があったものの、結果的に誤情報だったことも後押しします。

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(ベストカー 講談社)

事実、日産新型GT-Rは2023年春に大胆なビッグマイナーチェンジを施す予定なんだそう。内外装のデザインが一新される一方、プラットフォームはそのまま流用されて、形式番号もR35型が踏襲されます。つまりR36型は発売されません。

これは日産新型フェアレディZと同じ手法になります。内外装が完全に一新されるなどモデルチェンジ級のテコ入れが施されるものの、建前上は「マイナーチェンジ」という位置付け。これは形式番号も変更すると規制が強化されたりするから。

ただ当初は2023年以降はマイルドハイブリッドシステムを搭載するという情報があったものの、
搭載エンジンは3.8L V6ツインターボエンジン(VR38DETT)が流用されます。やはりGT-Rを超えるエンジンはGT-R以外に存在しない。

そこらへんはフェアレディZとは異なる違いもあります。

この3.8L V6ツインターボのスペックは最高出力が419kW(570PS)/6800rpm、最大トルクが637Nm(65.0kgm)/3300~5800rpmになります。ただパワーチューンされて最高出力は600馬力を超えるそうなので、NISMOのエンジンが標準化される?

他にも足回りや操縦安定性など細かい部分でやはり改良されるはず。

2028年にBEVモデルのGT-Rが発売?

だからGT-Rは今後もガソリン車として年次改良されながら、引き続き発売されていく可能性が高いはずです。

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(ベストカー 講談社)

一方、日産新型GT-Rは2028年にフルモデルチェンジすると報じるのはベストカーの最新情報。そして「BEV(ピュアEV)」として完全に電動化されるとのこと。だからフロントグリルも空気を取り込む構造になっておりません。

日産自動車は全固体電池の量産化を2028年以降と発表しているので、次期GT-Rの発売もそのタイミングになりそう。この全固体電池はNASAなどと共同開発しているため、次期GT-Rはアメリカ国内でもっぱら開発が進んでいるとのこと。

次期GT-Rはポルシェ初のBEVであるタイカンをライバル視しており、ニュルブルクリンクの最速ラップタイムの更新を狙っているそう。タイカンは最大トルクは1050Nmを発揮し、0-100km/h加速はわずか2.8秒。

それでもBEVはどうしてもバッテリーを積載することで重量が重くなりがち。ニュルブルクリンクのタイムでもガソリン車と比べると、BEVの最速ラップタイムは1分以上遅い。そこで軽量化を狙える全固体電池の出番ということ。

現行GT-RはアテーサE-TSと呼ばれる四輪駆動制御システムを採用していますが、日産自動車はアリアに前後の電気モーターを自動制御する「e-4ORCE」を搭載しております。次期GT-RがBEV化されたとしても高い走行安定性を誇るはず。

○BEV化しても専用プラットフォームが採用されるのか?

ただ現時点だと全固体電池は大容量化しにくいという問題があるらしいので、最初に搭載するとしたら日常的に使用しないスポーツカーの方が向いているのかも。トヨタも最初は次期プリウスに全固体電池を搭載するという情報も。

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(ベストカー 講談社)

一方、プラットフォームは当然BEV専用のシャシーとなるはず。でもアリアにはルノーと共同開発したCMF-EVが搭載されているものの、次期GT-Rが同プラットフォームを採用するかは不明です。アリアの剛性感は高いと言っても、やはりGT-Rは格別に特別な存在。

現行GT-RはPMプラットフォームと呼ばれるシャシーを採用しております。GT-R以外に使われていないスペシャリティ感満載のシャシー。ただBEVでも完全にGT-R専用のシャシーが開発されるのかは不明です。現在の日産自動車がそこまでお金をかける?

バッテリーはどこでも積載できる上、シャフトなどが存在しないBEVは「スポーツカーとしてのパッケージングの自由度」が高くなるとはいえ、CMF-EVでどこまで現行GT-Rの運動性能の高さを継承できるのか?何気に立ちはだかる難関は多いようにも思えます。

とはいえ今後はガソリン車が完全に消滅し、電気自動車全盛の時代が来る。現行GT-Rも毎年改良されて進化し続けていることから、今後20年30年と発売していく覚悟があれば、GT-R専用のBEVプラットフォームを作る価値は十分あるはず。

その際にGT-RはR36型を名乗るのかも知れない。

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