三菱自動車から2018年3月に発売されたSUVが「エクリプスクロス」。
CセグメントサイズのSUVという競争が熾烈な人気ジャンルで戦うんですが、三菱自動車の中ではまずまず売れてる方。見た目も無難にカッコ良い。既にカーギークでも新型エクリプスクロスの試乗レビューも公開済みですが、高い運動性能と安全性能を誇るなど動的な質感も上々。意外と隙がない。
そこで今回カーギークでは「三菱新型エクリプスクロスのマイナーチェンジ最新情報」をまとめてみたいと思います。早くもテコ入れが図れるんですが、かなりのビッグマイナーチェンジとのこと。
2020年11月後半にマイナーチェンジ?
まずは「発売時期」の最新情報。
三菱新型エクリプスクロスは「2020年11月下旬から12月初旬」にかけてマイナーチェンジする予定。
既に9月17日には新型エクリプスクロスのティザーサイトもオープンしており、少なくとも11月には正式発表されるはず。タイミング的には現行エクリプスクロスが登場してから約2年半後。マイナーチェンジするタイミングとしてはまさに最適。
本当に時間が経つのは早いものです。
一方、2020年はコロナウイルスが悪い意味で世界を席巻してますが、結果として新型車のスケジュールに大きな影響はあまり出てません。コロナはもちろん収まってないものの、現時点では経済活動はほぼ普通に行われてるように今回のマイナーチェンジが遅れることはないはず。
新型エクリプスクロス以外の最新情報は別途記事をご参照ください。
新型エクリプスクロスにもPHEVモデルが投入へ
続いては今回のマイナーチェンジの「目玉情報」。
結論から言ってしまうと、新型エクリプスクロスにも「PHEV(プラグインハイブリッド)」モデルがついに投入されます。アウトランダーPHEVに次いで、エクリプスクロスが三菱2例目のプラグインハイブリッド車になりそう。
現行アウトランダーとシャシーが共用化されてることもあって、そのまま最新の電動システムがエクリプスクロスにも流用されます。厳密には更に「小型化」されるんですが、エクリプスクロスはアウトランダーよりも車重が約100kg前後ほど軽量。
そのためにエクリプスクロスPHEVのカタログ燃費(一回の充電による航続距離)は60kmを超えそう。ツインモーターの駆動力を緻密に制御するS-AWCが備わることで、新型エクリプスクロスPHEVの走りもかなり走破性が高いものとなるはず。
新型エクリプスクロスPHEVの価格はノーマルモデルから+100万円程度とのこと。だから具体的な価格帯としては400万円前後と予想できそう。アウトランダーPHEVより100万円ほどお安い感じ?
一方、アウトランダーPHEVのフルモデルチェンジもちかぢか控えてる。そのため最新のパワートレイン・コンポーネントが流用されると言っても、来年以降は「最新版がアウトランダー」「旧型版がエクリプスクロス」といった感じになるはず。
結果的に「両者の棲み分け」ができてる形。
マイナーチェンジ後は車体が拡張?デザイン変更?
最後は「外観デザイン」の最新情報。
実はPHEV化に伴ってフェンダー上部に給電する差込口を設けるため、新型エクリプスクロスのリアオーバーハングが伸びてる。そのため結果的に更にクーペスタイルに磨きがかかる模様。
また給電の差込口を作るためお尻が大きく延長される分だけ、新型エクリプスクロスは室内スペース(ラゲッジスペース)が拡大しそう。もちろんPHEVモデルだけではなく、ガソリンモデルも同様の措置が図られます。まさに「ビッグマイナーチェンジ」といった雰囲気。
実際、新型エクリプスクロスの顔付きも大胆に変化するそう。11月にはすぐにお披露目されると思いますが、ヘッドライトがバンパー内に移されるなど、さながらデリカD5風の顔付きに変わる模様。巨大なジュエリー風のデイライトなども配されるのか。
内装面でもシート表皮が変更されたり、最近のトヨタ自動車よろしく、ディスプレイ付きオーディオに換装されたりするそう。
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