2019年9月、トヨタ新型カローラがフルモデルチェンジを果たしました。そこから早数年が経過しておりますが、カローラは世界で累計販売台数が5000万台を超える大衆車。
一方、最近のトヨタはGRブランドに力を入れている最中。例えばGRヤリスなどは1.6L直3ターボエンジンでありながら、最高出力は270馬力を超えます。その分、車両価格も400万円近かったりするわけですが。
そこで今回カーギークでは「GRカローラ」の最新情報を解説しようと思います。どうやらカローラスポーツにもついにGRモデルが投入される模様。セダンタイプのカローラには設定されず、いわゆるホッチハッチという位置づけになります。
発売日は2022年夏以降?
まずは発売日の最新情報。
トヨタ新型GRカローラの発売日は2022年夏以降になりそう。もろもろのタイミングを考えると、2022年1月の東京オートサロンで新型GRカローラが初お披露目される可能性もあります。
ただ2023年発売を予想する自動車メディアも存在するので、現状としては確たる情報はありません。GRヤリスが2020年1月に初デビューした8ヶ月後ぐらいに発売されているため、GRカローラも同様に正式デビューすれば発売まで近いはず。
一方、最近は半導体不足の影響もあって各自動車メーカーが生産を減少させているため、GRカローラも影響は必至。半導体不足はすぐ解決される問題ではないので、発売時期は2023年に遅れる可能性も否定できません。
パワートレインは300馬力超え?水素燃焼エンジンも?
続いては搭載エンジンの最新情報。
トヨタ新型GRカローラのパワートレインは1.6L直3ターボエンジンになります。これはGRヤリスに既に搭載されているものと同じですが、新型GRカローラでは更にチューンナップされて馬力が300PSを超えそう。つまり1気筒あたり100馬力を超える計算。
ターボチャージャーやピストン部分に専用品をあてがうことで、耐久性を高めて対応する模様。この同エンジンは2023発売予定のGRMNヤリスにも投入される見通し。だからGRカローラの発売時期は2022年内には一応予定していることが分かります。
またスーパー耐久富士24時間レースで活躍した「水素燃焼エンジン」も投入されると言われます。事実、同レースで水素エンジンを搭載したモデルはカローラスポーツ。これはノーマルモデルではなく、今回の新型GRカローラに搭載される見通し。
やはり排気量は1.6Lですが、水素を燃焼させて走行するためガソリンエンジンと基本的な仕組みは同じ。同レースを見る限りはかなり実用段階ではあるものの、まだまだブラッシュアップが足りないため、その時間がGRカローラの発売時期にも影響するか。
GRカローラの価格は350万円?
続いては価格の最新情報。
トヨタ新型GRカローラの価格は350万円前後と予想するのはマガジンXの最新情報。理由はシンプル。ノーマルのカローラから流用できるパーツが多いからなんだそう。
事実、GRカローラは5ドアのままで売り出されるそう(GRヤリスは3ドア)。だからホットハッチの特別感という点ではGRヤリスが上回りそうですが、日常的に使う分ではGRカローラの方がいろいろ使い勝手や実用面で優れていそう。
それでも1.6L直3ターボ搭載のGRヤリスの価格帯は330~450万円。これと価格帯がほぼ変わらないとはあまり考えにくい気もします。仮に事実であれば、GRカローラを選択するメリットしかない。GRヤリスは逆に売れなくなりそう。
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