【2019】トヨタの売上高30兆円超えが想像以上にヤバすぎたwww

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(朝日新聞)

トヨタ自動車の2019年3月期の連結売上高が初めて30兆円を超えたことが話題に。

何故なら、「30兆円の大台を超えるのは日本企業としては初めて」の快挙だから。実際、トヨタ自動車の販売台数は日本国内だけではなく、中国市場でも好調だったことが今回の要因。

そこで今回カーギークでは「トヨタ自動車の売上高30兆円超え」がどれだけスゴいのか考察していこうと思います。

そもそも売上高30兆円超えの企業は世界的にも少ない

最近のしょうもないTV番組などを見てると「日本すごーい」という薄っぺらい内容が増えました。だから「日本企業初」という今回のトヨタ自動車の偉業も、一見すると大げさに言ってるようにも聞こえます。

でも、実はやっぱりトヨタ自動車はヤバかった。

何故なら、そもそも売上高30兆円を超えてる企業は世界的にもほとんど存在しないから。

例えば、アメリカでも売上高50兆円を超えるウォルマートぐらい。iPhoneでお馴染みのアップルやAmazon、グーグルなども売上高は30兆円を超えてない。

他にも売上高30兆円を超えてるのはとある中国の石油企業ぐらいしか存在せず、トヨタと同じ自動車メーカーのフォルクスワーゲンやゼネラルモーターズ、フォードのいずれも売上高は30兆円を超えてない。

だから、割とありがちでありふれてる「日本初」よりも、まず「売上高30兆円を超えること」の方が遥かにヤバイことが分かります。

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○自動車関連企業の市場規模がやはり大きい

そして、改めて自動車業界の市場規模が大きいことが分かります。

例えば、ウォルマート以外の売上高上位のグローバル企業を見てみると、フォルクスワーゲンなど自動車メーカーも多い。日本企業全体の売上高を見ても、トヨタ自動車に次ぐのはホンダ。そして、日本郵政、日産自動車と続く。

またエクソンモービルやロイヤル・ダッチ・シェルなど「石油関連企業」なども売上高が多い企業の中で散見されます。社名を聞いても分かるように、自動車を動かすために石油(ガソリン)は必要。

自動車市場そのものの規模が大きいからこそ、それだけ自動車に付随してくる産業の売上高も大きくなる裏返し。自動車部品などサプライヤー関連企業でも、売上高が兆を超える企業も少なくない。

だから今回のトヨタ自動車を筆頭に、改めて自動車市場の売上高そのものの大きさが実感できます。

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そもそもトヨタグループの売上高がヤバすぎたwww

しかもトヨタがスゴいのは、自動車メーカー単体としての売上高だけではなかった。

実は今回のトヨタ自動車の連結決算に含まれてない、他のトヨタグループ全体の売上高もヤバすぎた。

  • トヨタ…売上高30兆2257億(営業益2兆4675億・純利益1兆8829億)
  • 豊田通商…売上高6兆7627億(営業益2152億・純利益1326億)
  • デンソー…売上高5兆3628億(営業益3162億・純利益2545億)
  • アイシン精機…売上高4兆431億(営業益2056億・純利益1101億)
  • 豊田自動織機…売上高2兆2150億(営業益1347億・純利益1527億)
  • 日野自動車…売上高1兆9813億(営業益867億・純利益549億)
  • ジェイテクト…売上高1兆5209億(営業益666億・純利益247億)
  • トヨタ紡織…売上高1兆4064億(営業益581億・純利益215億)
  • 豊田合成…売上高8407億(営業益365億・純利益233億)
  • 小糸製作所…売上高8263億(営業益1015億・純利益729億)
  • 東海理化…売上高5076億(営業益296億・純利益181億)
  • フタバ産業…売上高4617億(営業益68億・純利益35億)
  • ミサワホーム…売上高3993億(営業益84億・純利益53億)
  • 愛知製鋼…売上高2573億(営業益111億・純利益65億)
  • 愛三工業…売上高2135億(営業益82億・純利益61億)
  • 大豊工業…売上高1134億(営業益48億・純利益31億)
  • 中央発條…売上高830億(営業益22億・純利益18億)
  • 共和レザー…売上高490億(営業益32億・純利益24億)
  • ファインシンター…売上高405億(営業益17億・純利益8億)
  • ジェコー…売上高270億(営業益7億・純利益5億)

トヨタグループのそれぞれの企業の売上高をまとめてみると、こんな感じ(5chの拾い情報)。

例えば、自動車関連以外を見ると、豊田通商は伊藤忠やセブン&アイグループよりも売上高は大きい。豊田通商は世界的にも売上高100番以内に入るなど、商社の中でもトップクラスの規模。

自動車のサプライヤー関連でもトヨタ系はやはり強く、デンソーの売上高は5兆円超えと単独でスズキやスバルを超えてくる。

アイシンも単独で東芝や富士通、三菱重工業並の売上高を誇り、豊田自動織機やジェイテクトもそれぞれ売上高は兆レベル。

他にも住宅関連だと売上高5529億円のトヨタホームが存在し、その連結子会社のミサワホームの売上高は約4000億円。しかも、2020年1月を目安にパナソニックと「プライムライフテクノロジーズ」と呼ばれる合弁会社に住宅事業を統合し、住宅関連でも業界トップに君臨。

もはやトヨタグループが日本経済を牛耳ってる感がハンパない。

だからトヨタ自動車がトヨタグループを全部連結させてれば、とっくに売上高30兆円は余裕で超えてた件。

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トヨタ自動車の営業利益は「意外とフツー」だった?

でも、世界的に見ると売上高ではトップクラスのトヨタ自動車でしたが、実は営業利益だけで比較するとトヨタ自動車の営業利益などは意外とフツーとか。実際、今回の連結決算でもトヨタの純利益は減少してる。

豊田章男社長も危機感を煽ってましたが、今後トヨタはもっと経費を削減して利益率を高めていきたい様子。「どんだけ強欲やねん」とツッコミを入れたくなりますが、実はトヨタ自動車よりも営業利益が多い企業は世界的に少なくない。

例えば、売上高は25兆円程度とトヨタ自動車より劣るサムスン電子は営業利益が5兆円超え。

トヨタ自動車を含む日本の自動車メーカー7社を合計しても、営業利益は4兆4650億円しかないため、いかにサムスン電子の利益率がヤバイか分かります。2019年1~3月期の営業利益はサムスンも下がったようですが、それでもトヨタ自動車を下回ることはないでしょう。

だから、自動車産業は構造的に利益は出にくい産業でもある。実際、ホンダの利益率はたった1.9%しかない。

例えば、自動車製造は部品の数や商品モデルの多さ、最終的にエンジンなどを組み立てるにもマンパワーが必要。一方、スマートフォンの製造は精密機器であるがゆえに全部機械で組み立てる。

自動車メーカーは期間従業員を頻繁に募集してますが、スマートフォンのメーカーが期間従業員を募集してる話は聞かない。

他にも自動車のデザインは商品モデルごとに用意され、派生モデルも含めると多種多様。一方、スマートフォンのデザインは基本的にワンパターン。

その分だけ自動車よりもさまざまな面でコストを掛ける必要がなく、スマホメーカーは利益を出しやすいのでしょう。

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○トヨタ自動車は「IT関連」などに力を入れていく模様

だから今後トヨタ自動車は「自動運転」などIT関連に力を入れていく模様。

例えば、Googleなどを展開しているアルファベットは10兆円程度の売上に対して、営業利益はトヨタ自動車を余裕で超える2.8兆円。ソフトバンクグルーも営業利益も2.3兆円とほぼ同じ。

IT企業は原価などがかからない分だけ、旨味が大きい。逆にトヨタは売上高は伸ばしてても、営業利益はずっと横ばい。既に豊田章男社長も「トヨタをモビリティカンパニーにフルモデルチェンジする」と公言。

モビリティカンパニーと言われてもピンと来ませんが、自動車というモノだけを販売するのではなく、自動車を使ったサービスもトヨタが積極的に関与していくよ、ってこと。

例えば、自動運転技術を活かしたヒトやモノを運ぶ物流サービスや、Uberのような相乗りサービスなどが典型。こういった自動車の移動サービス全般を「MaaS(マーズ)」などと最近は呼んでる。

だからトヨタはソフトウェアの開発をGoogleなどに頼らずに自社で積極的に開発してるのも、色んな業種に手を伸ばしてるのも、実は自動車産業の「売上高に対する営業利益の低さ」も背景としてあります。

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コメント

  1. より:

    トヨタは負債が売上高と比例帳消しするほど多すぎるので優良はありえないかと。だから30兆円規模の超借金会社として有名です
    実質自転車操業なのでゲリノミクスが株を操作してるまではいいでしょうねw
    一発こけたら終わりだと思いますwまぁジャップランドらしい会社ですわw