「商用車がムダに速すぎる理由」も考察しましたが、2014年に一新されたトヨタの商用車が「プロボックス(兄弟車はサクシード)」。
このプロボックスは、本当に街中でも頻繁に見かけます。商用車は軽自動車じゃなかったら、大抵はプロボックス(サクシード)と言ってもいいぐらい普及してる商用車。街中の工務店さんが色んな道具などを運んでるイメージ。
ただ、このプロボックスは商用車だけあって、中身が色んな意味で古い。それはエンジンでもご多分に漏れず。2014年のマイナーチェンジでパワートレインは刷新されたとはいえ、昔ながらのガソリンエンジンが搭載されております。
しかしこの度、トヨタ・プロボックス(サクシード)が一部改良かマイチェンに合わせてハイブリッド化されるのではないかと、新型車情報に定評があるマガジンX最新号で伝えられております。
そこで今回カーギークではトヨタ新型プロボックスハイブリッド・サクシードハイブリッドの最新情報をまとめてみました。
新型プロボックスハイブリッド(サクシードハイブリッド)の発売日はいつ頃?
まずプロボックスハイブリッド(サクシードハイブリッド)の発売時期。果たして一体いつ登場するのか?
結論からサクッと書くと、プロボックスハイブリッドの発売日は2018年11月19日。タイミング的にはレクサス新型UXの発売時期などと重なるカタチ。
このプロボックスやサクシードはヴィッツのプラットフォームを流用してることもあって、ハイブリッドシステムもヴィッツのものが流用されます。だから、プロボックスやサクシードもいつでもハイブリッド化しようと思えばできたということ。
ヴィッツは2017年1月に既にハイブリッド化済みですが、荷室や積載性が特に悪化してないことからも分かるように、プロボックスハイブリッドやサクシードハイブリッドも同様に、商用車としての機能悪化などは心配しなくても良さそう。
ちなみにヴィッツのフルモデルチェンジは2020年頃まで遅れるため、プロボックス・サクシードハイブリッドも引き続き現行のヴィッツと同じプラットフォームが採用されます。ただし、あくまでプロボックスは商用車にカテゴライズされてるため、ヴィッツHVのようにスポット溶接を増す措置などは施されないでしょう。
またヴィッツですら見た目が変更されてない(厳密には2017年1月のマイナーチェンジでフロントマスクそのものが変わってる)ため、プロボックス・サクシードもハイブリッド化されても見た目がテコ入れされる可能性は低そうです。
新型プロボックスハイブリッドの価格は170万円から?
最後は、プロボックスハイブリッド・サクシードハイブリッドの価格情報をチェックしたいと思います。
結論から書くと、マガジンXによるとプロボックス・サクシードハイブリッドの価格は170万円前後に設定されるらしい。現行プロボックスなどの「1.3Lエンジン」を搭載したエントリーグレードよりも約+30万円高。
ただプロボックスハイブリッドに搭載されるHVは、アクアやヴィッツハイブリッドと同じ1.5L直4ハイブリッドエンジン。一方、プロボックスのガソリン車(1.5L)の価格は既に170万~180万円程度する。
普通に考えれば「ハイブリッドとガソリンの価格帯が変わらない」というのは、なかなか信じがたいものがあります。もし価格帯が同じであれば、ガソリンモデルはさっさと無くしてしまえばいい話。特にプロボックスのような商用車であれば尚更。
そこでヴィッツを見てみるとハイブリッド化に伴って、実は1.5Lガソリンモデルが廃止されてる。だからプロボックスやサクシードでも同様に、2018年末に1.5Lガソリンモデルが廃止される可能性もありそう。
そのためプロボックスハイブリッドの価格が170万円という情報も、おそらくエントリーグレードの話だと思います。実際には上級モデルの価格はおそらく200万円ぐらいまで達するとカーギークでは予想。ベストカーの最新情報でも、新型プロボックスハイブリッドの価格は200万円超えを予想しておりました。
ちなみに、もし商用車に興味がある方はホンダ新型N-VAN試乗レビューまとめなども参照。
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