かつて存在したレクサスの頂点が「LFA」。正確にはレクサスが用意するプレミアムブランド「F」シリーズのトップにして、レクサス初のスーパーカー。とあるYouTubeチャンネルでもLFAの試乗動画の再生回数がエグいことになってました。
このレクサス・LFAは2010年から限定500台で発売されました。価格はなんと3750万円でしたが、莫大な開発費を回収するには至らなかったそう。だったら限定販売する必要なかった気もしますが、先代センチュリーのように手作業で作られていたそう。
ただこの度、2代目LFAが2023年以降に発売されるそう。あくまで仮称ですが、今回カーギークでは「レクサス新型LFAⅡ」の最新情報を解説してみました。
LFAⅡはV8ターボ+FRシャシーが組み合わさる
まずはプラットフォームや搭載エンジンの最新情報。
レクサス新型LFAⅡのパワートレインは「4.0L V8ターボエンジン」が搭載されます。先代LFAは4.8L V10エンジン(560PS/48.9kgm)だったので、いわゆるダウンサイジング。排気量は落ちるものの、スペック的にはむしろトルクは増えそう。
本来はLC-Fに搭載予定だったV8ターボですが、このLFAⅡが結果的に継承する模様。
LFAⅡのプラットフォームは「TNGA-Lプラットフォーム」が使用されます。これはカムリやクラウンなどに用いられてるFR駆動車向けのシャシーですが、LFAⅡでは更に軽量化したコンパクト向けに改良されます。他にもレクサス次期ISにも使われる代物。
だからLFAⅡでは初代と違って、普通に工場ラインで組み立てられるはず。ただセンチュリーを例に考えると、これを持って価格が下がるとは一概に言えませんが、それでも初代LFAの価格が3750万円でした。
ライバル車種の値段も踏まえると、LFAⅡの価格帯は4000万円を超えることはないはず。おそらく3000万円前後には落ち着くか。フェラーリやランボルギーニが4000万5000万円ぐらいすることを考えたらお買い得?
LFAⅡのデザインや発売時期は?
続いてはデザインや発売時期の最新情報。
レクサス新型LFAⅡの発売時期は不明です。一応、マガジンXでは2023年以降と報じていますが、まずは改良版のTNGA-Lプラットフォームの開発が先行している模様。だからLFAⅡの発売日は「この進捗状況ありき」ということ。
またトヨタは2025年までに全ての新車ラインナップを「電動化」すると公言しているため、LFAⅡもタイミング的にはハイブリッド化に対応してくるはず。一応、次期ランドクルーザーなどと同様に、LFAⅡは1モーター式のマイルドハイブリッドになる説が濃厚。
レクサス新型LFAⅡのデザインは、ジャガー・Fタイプのような顔付きになるっぽい。フロントグリルはもちろんレクサス特有のスピンドルグリルがあてがわれます。LFAⅡのヘッドライトはもっと水平基調となって、他のスーパーカー以上にぺったんこ度合いが強まりそう。
一方、初代LFAではコンセプトモデルにオープンカー(ロードスター)が出品されていましたが、現段階でLFAⅡがオープンカーになるかは不明。需要の少なさを考えると、LFAⅡがそこまで商品の幅を広げるかは疑わしい。
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