最近はトヨタ・エスティマが販売終了したり、三菱・パジェロが販売終了するなど、かつての有名車種が次々とモデル廃止に追い込まれております。確かにトヨタを筆頭に、ラインナップが乱立してた感は否めません。
そしてこの度、「スズキ・バレーノが2020年中に販売終了する」というニュースが一部自動車メディアで流れました。果たしてバレーノが販売終了する理由とは?やはりインド産という特殊性が影響したのか?
バレーノは月販100台以下に
じゃあ、バレーノが販売終了する理由は一体何なのか?
結論から書くと、バレーノの販売台数がシンプルに芳しくないから。例えば、2020年以降の販売台数は月販100台にも満たない。おそらく日本国内では一度もフルモデルチェンジすることはなさそう。
だからインドで製造されてることとは直接関係ありません。ただ日本に輸入するためのコストや最近はコロナウイルスの関係もあって物流網が機能不全を起こしてる状態。スズキという自動車メーカーの規模も考えると、まさにやむなし。
また当初バレーノの存在は「次期スイフト(4代目スイフト)」と噂されていたりもしました。でも結果的には、バレーノは先代スイフトを拡幅したSUV風モデル。もちろんスイフトより車内は広いものの、デザインは一昔前の古臭い雰囲気が残ってしまう。またSUVとして割り切ったデザインでもない。
一応、インドでバレーノは高級車の類いとして販売されてるものの、「高級感」という意味でインドレベルだったことも足を引っ張ったか。バレーノが日本に導入されて既に4年が経過してることも手伝って、商品力という点で勢いが欠けるのも宜なるかな。
一方、2020年内にスズキ新型エスクードがフルモデルチェンジする噂はあります。
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