（ダイハツ新型タフト 最新情報まとめ）
先日、ダイハツ新型キャストのフルモデルチェンジ情報もまとめましたが、この後継車にあたるのが「ダイハツ新型タフト」。かつてモーターショーでwakuwakuと呼ばれるコンセプトカーとして出品されたクルマですが、見た目そのまんまで販売される模様。
そこでカーギークでは「ダイハツ新型タフトの最新情報」を分かりやすくまとめてみました。ちなみに新型タフトは厳密には後継車とは言わないらしく、キャストアクティバはしばらくタフトと並行して販売される予定だそう。
発売日は2020年6月22日か？
まずは「発売日」の最新情報。まだダイハツから公式発表はありませんが、新型タフトはいつ発売されるのか？
（ダイハツ新型タフト 先行予約キャンペーン）
ダイハツ新型タフトの発売日は「2020年6月22日」になりそう。
ダイハツのティザーサイトでは既に予約キャンペーンが行われており、新型タフトを6月21日までに成約した場合に色んなプレゼントが貰えるそう。具体的にはカタログギフト券やブルートゥーススピーカーが抽選で確実に一つは貰えるそう。
まさに大盤振る舞いの新型タフトですが、その締切日を逆に考えると「6月22日以降に発売する」と解釈できます。他の自動車メーカーも似たようなキャンペーンをやってますが、その直後に発売されることが圧倒的に多い。
そのため新型タフトの発売日も6月22日頃と予想してみます。だから、実際にタフトが発売されるのは割と結構先の話になります。ただし、コロナの影響もあって発売日が遅れる可能性も考えられるのでちょっとだけ注意。
新型タフトの外観はダサい？
続いては新型タフトの外観デザインをチェック。
（新型タフト ディーラーオプション）
前述のように、新型タフトのデザインはコンセプトカー時代とあまり変わりません。画像のようにディーラーオプションを装着すれば「メッキグリルガーニッシュ」が施される模様。逆に言うと、新型タフトにカスタムグレードは存在しなさそう。
（ダイハツ・ウェイク）
新型タフトのフロントマスクは「ウェイクの小さいバージョン」といった雰囲気。コンセプトカー時代は話題を呼びましたが、新型タフトの顔付きは割と既視感もあるデザイン。既に受け入れられてるデザインと考えたら、そこまでダサいとは言い切れないか。
（新型タフト リア周り）
新型タフトのリア周りがこちら。画像はディーラーオプションのメッキパックですが、全体的にスクエア感が強いデザイン。さながらスズキ・ジムニーも彷彿とさせます。
（新型タフト 車体カラー）
新型タフトの車体カラーは全9色になります。後述する理由でツートンカラーなどは設定されてなさそう。メッキグリルが標準で備わってないのがアレですが、しっかり人気の定番色が取り揃えられてる感じです。
（driver6月号 八重洲出版）
一方、新型タフトとスズキ・ハスラーの違いがこちら。似てるっちゃ似てますし、似てないっちゃ似てない。実際に発売されれば詳細な比較記事も書きたいと思いますが、新型タフトのデザインはやや荒削り感もあるか。
新型タフトの内装は充実？
続いては新型タフトの内装面をチェック。おそらく内装が最大の目玉。
（ダイハツ新型タフト 内装インパネ）
まずはダイハツ新型タフトの内装がこちら。新型タントのようにエアコンの吹出口などが縁取られてるのが目に付きます。センターメーターなどは採用してませんが、おそらくタントの内装などがベースか。
一方、助手席前のカップホルダーはかなり巨大。またティッシュボックスも軽々と入るインパネトレイも相当に巨大。グローブボックスも二段構造とのこと。新型タフトの室内空間はそこらの超ハイト系スライドドアよりも使い勝手が良いのか。
（ダイハツ新型タフト ガラスルーフ）
そして、新型タフトの内装の目玉が「ガラスルーフ」。文字通り、ルーフが全面ガラス張り。しかも、ガラスルーフは「全車標準装備」とのこと。気になるお値段は後述。
ただライバル車を意識するあまり、ちょっと突飛な方向性に走りすぎてる感はある。一応、UV&IVカットガラス機能を備えるとは言っても、女性ユーザーからしたらちょっとイヤかも。とりわけ夏場はクーラーの効き具合も気になるところ。
とはいえ、新型タフトの車内からの見晴らしはヤバすぎる（笑）
新型タフトの室内は広い？主要諸元は？
続いては「室内や荷室の広さ」の最新情報。
（新型タフト 室内 フルフラットシート）
新型タフトはフルフラットシートを採用。またシート背面に防汚素材を採用してるので、泥だらけのアイテムを積み込むなどアウトドアシーンでも活躍しそう。ただ室内の広さは知れてるので、新型タフトで車中泊はややしんどいか。
ちなみに、新型タフトの主要諸元は3395×1475×1630mm（全長×全幅×全高）。最低地上高は190mmとハスラーより随分と高め。逆に全高は5cmほど新型タフトが低いので、良くも悪くも室内の大きさは割り切ってる印象です。
またシャシーにはDNGAが採用されます。タント、ロッキー（ライズ）についで3例目。搭載エンジンはNAエンジンとターボの2種類。駆動方式は2WDと4WD。塊感がタントよりも強いので走りなどは意外と期待できる？カタログ燃費はリッター20km前後に落ち着きそう。
（新型タフト 荷室）
一方、新型タフトの荷室がこちら。スーツケースやアタッシェケースも2個ほど積み込めるそう。でも荷室が広い軽自動車だと横向きではなく、縦向きでスーツケースを積み込める。そう考えると、新型タフトの室内空間はやはり知れてるレベルだとは思います。
価格や安全装備は？
最後は価格情報や安全装備の最新情報。
新型タフトの安全装備はスマートアシスト3が全車標準装備されます。しかも、注目はタントではオプションに留まった「全車速域追従クルーズコントロール」が標準装備されること。新型タフトの安全装備はダイハツ車の中ではトップクラス。
（driver6月号 八重洲出版）
これに合わせて、新型タフトには「電動パーキングブレーキ」が標準装備されます。オートホールド機能が備わるため、追従ACC機能が更に便利になる。いずれ次期N-ONEにも採用されそうですが、現状だと軽自動車ではホンダ新型Nワゴンや日産新型デイズぐらいしかありません。
一方、新型タフトの価格帯はどんなもんか？
まず確認しておくと、新型タフトのグレード構成は「X」「G」「Gターボ」の三種類。
Xの価格は135万円、Gの価格は149万円、Gターボの価格は159万円と予想するのはベストカーの最新情報。ガラスルーフや電動パーキングブレーキを全車で標準装備してるものの、ハスラーよりもちょびっと割安な価格帯が維持されそう。
個人的にはハスラーの値段よりも割高になる予感がしてましたが、エネチャージシステムの有無もあってそこまで価格差が出なかったのかも知れない。新型タフトはメッキグリルをわざわざ装着しないなど、ダイハツも試行錯誤してる節も読み取れます。
とはいえ、新型タフトとハスラーもほぼほぼ同じ価格帯と考えて良さそう。ちなみにダイハツは新型タフト以外にも、更に新たな「SUV軽」を発売する予定だとか。
コメント