ダイハツの軽自動車SUVが「キャストアクティバ」。他にもキャストスポーツやキャストスタイルなどが併売されているものの、2019年10月の販売台数は約3000台ちょい。
当初キャストアクティバはハスラー対抗車として販売されたものの、同月のハスラーの販売台数を見てみると約4600台と敗北。ご存知のように新型ハスラーは2020年1月にフルモデルチェンジを予定してるモデル末期車。まさに完敗。
そこで今度こそスズキ・ハスラーをぶっ倒すために、ダイハツ新型キャストアクティバもいよいよフルモデルチェンジを行う模様です。果たして次期キャストアクティバはいつフルモデルチェンジするのか?また次期モデルは一体どんな進化を遂げるのか?
発売日は2020年春頃か?
まずは「発売日」の最新情報。ダイハツ新型キャストアクティバはいつ頃フルモデルチェンジするんでしょうか?
結論から書くと、ダイハツ新型キャストアクティバの発売日は2020年春頃を予定してます。前述のように新型ハスラーは2020年1月にフルモデルチェンジを予定。前回の時と同様に「ハスラーの後追い」的に発売されます。果たして、それが吉と出るか凶と出るか。
実際、現行キャストアクティバはハスラー打倒のために発売されたものの、歯が立たないまま現在に至ってるのは御存知の通り。他のキャストシリーズも立て続けに販売したこともあって、結果的にアクティバ本体の印象は薄まったのが影響か。
そのため前回の反省もあってか、今回フルモデルチェンジするのは「キャストアクティバのみ」になります。ダイハツの関係者によると他のキャストシリーズはフルモデルチェンジせず、現行キャストスポーツやキャストスタイルは併売していく模様。
新型キャストアクティバのベースは「WakuWaku」か?
続いては「中身」の最新情報。
結論から書くと、ダイハツ新型キャストアクティバのプラットフォームには「DNGA」が採用されます。既に試乗評価も高い新型タントを筆頭に、最近はダイハツ・ロッキーやトヨタ・ライズにも採用されてるシャシー。次期アクティバもご多分に漏れず。
そして、次期キャストアクティバのベースになると言われてるのが、既に東京モーターショーにも出品された「WakuWaku」と呼ばれるコンセプトカー。非常に広い室内空間を誇り、積載性能の高さがアピールされてました。
そのため打倒ハスラーとして一番最初に発売されたものの、やはり中途半端な結果に終わったウェイクの後継車を兼ねてる情報も。つまりアクティバのフルモデルチェンジと同時かは分かりませんが、いずれウェイクが販売終了するのは確定的か。
ただし、WakuWakuというコンセプトモデルのまま発売されるとしたら、次期キャストアクティバはかつてのダイハツ・ムーブのようにハッチゲートは横開き。また天井のルーフもパカッと開くなど、ささうがにコンセプト感が満載で本当に商品化できる?
そのためベース車両がWakuWakuと仮定した場合、実際に商品化(フルモデルチェンジ)するのは意外と時間がかかる可能性もあるか。他にも3ドアなどスズキ新型ジムニーを意識した車両設計はいささか非現実的に思えるは筆者だけではないでしょう。
キャストの名前は消滅する?
だから確度が低そうな情報もありますが、それでも新型キャストアクティバのシャシーにDNGAプラットフォームが採用され、走りや乗り心地、室内空間の広さなど「実用性を重視」したフルモデルチェンジになることは間違いない。
一方、前述のように他のキャストシリーズはそのまま併売が続きます。この状態でフルモデルチェンジしたとしても、キャストアクティバの新鮮味が薄れそうな気配が既にプンプン。
そのためアクティバは「キャストの冠」を外して全く新しい車名として一から出直す可能性もあるとカーギークでは予想してみる。実際、フルモデルチェンジ情報に定評がある自動車雑誌でも「アクティバ後継モデル」と表現されてるのが良い例。
次期アクティバが新型ハスラーと差別化するために「大きめの軽クロスオーバー」としてフルモデルチェンジする場合、既存のキャストシリーズやウェイクはおいおい販売終了するのでしょう。
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