ホンダの軽自動車オープンカーが「S660(エスロクロクマル)」。2015年4月に突如として発売されて話題になりました。当初S660は納期が1年以上と大人気でしたが、納車の遅さも手伝ってか現在の販売台数はΩ\ζ°)チーン
そこでこの度、ホンダ新型S660が初めてのマイナーチェンジを行う模様。果たしていつマイナーチェンジするのか?ホンダ新型S660はどんな進化を遂げるのか?
2020年1月にマイナーチェンジか?
まずはホンダ新型S660の発売日を解説。
結論から書くと、ホンダ新型S660は2020年1月にマイナーチェンジを行います。ちなみに同じタイミングでスズキ新型ワゴンRや日産新型リーフがマイナーチェンジを行います。まさに各社怒涛のマイナーチェンジラッシュ。
既に現行S660は少し前に販売終了済み。このままS660が販売終了してしまうのではないかと心配した人もいそうですが、あくまで「2019年モデル」が販売終了しただけ。これを裏返すと、新型S660の2020年モデルが発売されるというわけ。
ただ何故かS660の公式サイトには同じ販売終了済みの「βグレード」にはS660の画像が添付されておらず、もしかするとマイナーチェンジ後はグレード展開も減らされるのかも知れない。
マイナーチェンジで新型S660はどう変わる?
続いては本題。新型S660は2020年1月のマイナーチェンジで何がどう進化するのか?
結論から書くと、今回の大きなマイナーチェンジの目玉は「外観デザインの一新」にあります。具体的にはフロントグリルとリアコンビネーションランプなどデザインが刷新。ホンダ・S660も発売から5年目にして大きく変わります。
現行S660はフィット顔風ですが、最近のホンダ車はそれぞれ特徴あるフロントマスクにモデルチェンジされてることが多い。そのため新型S660もマイナーチェンジで結構ガラッとフロントマスクの雰囲気が変わりそう。
また今回のマイナーチェンジで新型S660にはドアミラーウインカーが新たに採用されます。これに伴ってターンシグナルランプは廃止される方向。他にも自動ブレーキの刷新や内装面もテコ入れされるか。ホンダ・S660の自動ブレーキは相当古いため今回のマイナーチェンジで最新版に改めたいところ。
新型S660はフルモデルチェンジしなさそうだが販売終了もしない?
今回マイナーチェンジされるということで新型S660のフルモデルチェンジも期待したいところですが、既にホンダ内の次期S660の開発チームは解散済み。今後次期S660の発売は期待できなさそう。
一方で、ホンダ・S660が今後販売終了する可能性も低くなったとも言えます。
最新の自動車業界ではホンダは徐々に他の自動車メーカーと手をつなぎつつありますが、依然として孤立主義的な側面も相変わらず目立つ。他社からのOEM供給などは期待できない以上、既存の車種を残しておく必要に迫られる。
考えてみるとホンダの軽自動車撤退が噂される2025年まで、今から相当な時間がある。もちろんS660がフルモデルチェンジされる可能性は低いですが、少なくとももし販売終了まで踏み込むとホンダディーラーが売る商品が減ってしまう。
だからこれまで日産新型フェアレディZなど他のスポーツカーが辿ってきた道のように、ホンダ・S660も定期的にマイナーチェンジが図られていくのでしょう。
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