2020年12月、日産新型ノートがフルモデルチェンジを8年ぶりに果たしました。このモデルチェンジを機にノートが3ナンバーに拡大するという情報も流れましたが、結果的には誤報。ただし、どうやら3ナンバーモデルのノートが実際に発売されます。
その名も「AURA(オーラ)」というグレード。先代ノートにあった最上級グレード「メダリスト」の後継という位置づけ。
そこで今回カーギークでは「日産新型ノートAURAの最新情報」を解説してみたいと思います。
新型ノートAURAの発売日は9月?
まずはノートAURAの発売日。
日産新型ノートAURAの発売日は2021年9月とのこと。当初はワゴンRスマイルなどと同様、2021年春に発売される予定でしたが、半導体不足なども手伝って発売時期が伸びに伸びました。ノートはe-POWER専売車となったことも影響か。
日産的にはノーマルモデルの安定的な発売を優先させたかったのでしょう。ノートAURAは「グレードの一つ」に過ぎないため、当初大々的にティザー展開されることはないと言われていましたが、ノートAURAの発表は第第的に行われる模様。
ノートAURAの装備は?
続いては「装備面」の最新情報。
ノートAURAはフロントグリルなどが専用設計されます。またワイドフェンダーを採用し、全幅は1735mmと3ナンバーサイズに拡大します。だからノートAURAは3ナンバーサイズに該当するんですが、あくまで外板パネルの形状が変わるだけ。室内空間が広がるわけではありません。
それでも新型ノートAURAは流れるライトのシーケンシャルウィンカーや17インチアルミホイールを採用。更にはアダプティブハイビームを備えます。バンパー下部のガーニッシュも艶有りブラック塗装されるなど、先代メダリストよりも力が入ってる。
また新型ノートAURAは車体カラーも充実。ツートンカラーは5種類に増やされて、モノトーン色と合わせて合計14色に拡大。とりわけアリアと同じブロンズ(銅)系統のカラーが人気出そう。
○ノートAURAはティーダオーナーの掘り起こしを担う
内装面でもシートやインパネ付近の素材にはツイード表皮が採用されます。ドアトリムパネルには照明が内蔵されるなど、ノートAURAは内外装の両面で標準グレードより上質感が演出されるっぽい。レザーエディションでは木目調パネルなども採用。
またノートAURAはナビ画面も12.3インチに拡大し、ヘッドレスト内蔵スピーカーにはBOSEのサウンドシステム(メーカーオプション)を採用するなど商品力は大幅にアップする模様。ドア部分にはフーガにも採用される遮音ガラスが使われるそう。
ノートAURAのパワーユニットは標準のノートと同じですが、エンジンマウントに振動を防ぐ措置を施すことで静粛性をアップするそう。最近のマツダ車も真っ青の装備の充実っぷりですが、今回の新型ノートAURAはかつて日産ティーダを購入していた層の掘り起こしを狙う。
ノートAURAの価格は350万円超え?
でも気になるのは「価格や値段」。
どうやら新型ノートAURAの価格帯は「G」が261万円、「Gレザーエディション」が269万円。本革シートはブラックとホワイトの2パターン用意されます。ベストカーは直前で350万円前後と報じていましたが大外れ。個人的に予想していた価格(250万円超)の方が当たっていました。
カスタマイズモデルの「ノートAUTECH」の価格が250万円以上だったので、ノートAURAはそれ以上のモデルという位置付けになります。
ただ日産のカーラインアップを見る限りは「ノートとは別車種」という位置付けで売り出したい模様。確かにヤリスとヤリスクロスがヒットしてます。そこにあやかりたい狙いがありそう。それでも中身が大きく違うわけではないので、うーん。
コメント