つい先日、ホンダ新型シビックが復活して話題になりました。
比例するように新型シビックの受注も好調らしい。新型シビックは3ナンバーに車体は拡大したものの、「シビックタイプR」のブランド力は今も健在。特にタイプRの魂を引き継ぐ、シビックハッチバックが基本的に売れてるそう。
この新型シビックに搭載されているのは1.5L直4ターボエンジン。グレードなどによって微妙にエンジンスペックは異なるものの、おおむね180馬力前後の最高出力を発揮するパワフルさ。
でも誰もが気になったのは、シビックには「ハイブリッドエンジン」が搭載されていないことではないでしょうか?
ホンダのミニバン・ステップワゴンも当初はハイブリッドが搭載されずに不発だったものの、新型ステップワゴンハイブリッドを販売した以降は復調傾向。当然シビックにもハイブリッドモデルが欲しいのが本音。
そこでホンダはユーザーの期待を取り込んでくれたのか、このたびホンダ新型シビックからハイブリッドモデルが投入されるというウワサが既に流れています。ベストカー1月10日号の最新情報をベースに、自分なりの考察も交えてホンダ・シビックハイブリッドの真偽の程を確認していきましょう。
新型シビックハイブリッドのグレード名は「IX」
まずシビックハイブリッドのグレード名。現行シビックには「シビックセダン」と「シビックハッチバック」のモデルが存在しますが、それぞれが1グレードのみ。それ以外のグレード名は存在しません。
でもベストカーの最新情報によると、シビックのハイブリッドモデルは「シビックハイブリッドIX」と呼ぶらしい。もしくは、もっとシンプルに「シビックIX」のみ?ベストカーを読んでもいまいちそこの詳細は把握しづらいものの、とにかくハイブリッドモデルには「IX」という冠が付く模様。
残念ながら「IX」の意味は不明ですが、グレイスハイブリッドのグレード名が「○X」と命名されてる。「X」はSUV系の車種に命名されそうな名前ではあるもののが、意外と確度は高そうです。
シビックハイブリッドの発売時期は2018年後半
そして、やはり気になる発売時期。新型シビックハイブリッドはいつ登場するのか?
ベストカー情報によれば、どうやらホンダ・シビックハイブリッドの発売時期は2018年12月頃とのこと。
だから今からちょうど一年後ぐらい。年末商戦に合わせて2018年10月11月ぐらいにはティザーサイトなど、シビックハイブリッドの情報がホンダから発表されるに違いない。
ホンダ新型インサイトの発売時期もそのあたりを予定されてるため、もしかするとシビックハイブリッドも同時に発売される?
ハイブリッドが搭載されるのはシビックセダンのみだが…
シビックには「ハッチバック」と「セダン」の2パターンが存在します。じゃあハイブリッドが両方に搭載されるのか?
どうやら「シビックセダンのみハイブリッド化」されるらしい。残念ながら売れ筋のハッチバックはHV化されず。
だから記事冒頭の画像もシビックセダンの画像を使用してたのもそれが理由。一応ハイブリッドモデルはフロントマスクに専用デザインがあしらわれるものの、見た目に関して過度な期待は禁物でしょう。
確かに新型シビックは今回のフルモデルチェンジでサイズアップしたとはいえ、基本的にセダンの方が車体は大きい。
ハイブリッドは余分に電気モーターやバッテリーを搭載するため、スペース的なことを考えるとシビックハッチバックよりも最適なのかも知れません。ステップワゴンハイブリッドに搭載された「i-MMD」を考えると尚更。
シビックハイブリッドはグレイスとキャラがかぶらない?
でも気になるのは、どうやらシビックハイブリッドに搭載されるのはフィットと同じ「1.5Lハイブリッド(1.5L i-VTEC+i-DCD)」になるらしい点。ベストカーの最新情報によれば「シビックの車重は1300kg程度やからヴェゼルハイブリッドと同じ感覚でかまへんかまへん」ってことらしい。
ただ待って欲しい。それだったらホンダ・グレイスハイブリッドと変わらんやんけ?同じような二番煎じを作ってどうすんの?と思ったのは内緒。
しかも排気量は同じ1500ccではあるものの、シビックの1.5Lターボとフィットの1.5Lハイブリッドのスペック差は相当にして大きい。【評価】ホンダ新型シビック試乗インプレッションまとめもレビュー済みですが、これが事実ならシビックハイブリッドの走りはつまらなくなりそう。
だから自分的にはベストカーのシビックハイブリッドの情報は間違ってると信じたい。もっと言うなら、シビックハイブリッドにはステップワゴンハイブリッドと同じ「2.0Lハイブリッド(i-MMD)」が搭載されると信じたい。
でなきゃシビックセダンに絞る意味がないし、敢えてシビックをハイブリッド化する意味もない。
もちろんステップワゴンハイブリッドのことを考えたら、「i-MMD」はどうしても価格は跳ね上がってしまう。現行シビックは既に割高感は否めないため、価格が大きな不安要素になってるのかも知れない。
ただシビックタイプRもヒットしてる以上、フィットHVと同じ仕組みを導入してきたらホンダには少しガッカリですね。
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