【2018年6月】トヨタ新型センチュリー フルモデルチェンジ最新情報まとめ【20年ぶりの革命】

トヨタが誇る最高級車と言えば「センチュリー」。一時期は総理大臣や天皇を送迎するVIPカーとして使用されていたこともありました。芸能人の愛車は高級車が多いですが、さすがにセンチュリーまで所有してる人は少ない。

現行センチュリーは二代目。1998年頃に初めてフルモデルチェンジして以来、そこからは全く音沙汰なし。

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でも、このたびトヨタ新型センチュリーは20年ぶりに二度目のフルモデルチェンジを行います。既に2017年の東京モーターショーなどに出品されておりますが、カーギークでは今更ながら新型センチュリーのフルモデルチェンジ最新情報をまとめてみたいと思います。

トヨタ新型センチュリーの発売日は2018年6月25日

まず最初はフルモデルチェンジするタイミング。トヨタ新型センチュリーの発売時期はいつ頃なのか。

結論から書いちゃうと、トヨタ新型センチュリーの発売時期は2018年6月25日。具体的な発売日は既にトヨタが公式にアナウンス。ちょうどトヨタ新型クラウンがフルモデルチェンジするタイミングとほぼ同じ時期。発表そのものは6月22日だとか。

どちらも高級車のため、トヨタ的にはなにか相乗効果を狙っているのか。実際、どれだけの人が新型センチュリーを購入するのかは知りませんが、そろそろ新型センチュリーの予約注文ができるはずです。

ちなみにトヨタ新型センチュリーGRMN最新情報まとめも参照。既に2018年秋の時点で日本の公道で新型センチュリーGRMNモデルが確認されており、もしかすると2020年頃に新型センチュリーのスポーツモデルが発売される可能性も。

フルモデルチェンジ後の新型センチュリーの主要諸元まとめ

そしてトヨタ新型センチュリーは今回のフルモデルチェンジで車体サイズが拡幅されます。

具体的に見てみると、新型センチュリーの主要諸元は5335×1930×1505mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは3090mm。先代センチュリーと比較すると、全体的にそれぞれ5cm前後が拡大してる計算。

新型センチュリーのトレッド幅も前が1615mm、後ろが1615mm。やはり先代センチュリーと比べると拡幅されており、最小回転半径もフルモデルチェンジ後は5.9メートルとかなり伸びております。新型センチュリーはドライバーズカーではありませんが、運転手さんは大変そう。

一方、それに伴って今回のフルモデルチェンジでは室内スペースも拡大。具体的には2165×1605×1185mm(室内長×室内幅×室内高)。室内幅は室内高は先代センチュリーと変わらないものの、室内長は10cm以上は伸長しているらしい。

その分だけ新型センチュリーは前後の乗員間隔も伸びていると推察され、後部座席でどっしりと座っておられるお金持ちの方はさらなる快適な居住性がもたらされることでありましょう。

そして新型センチュリーは今回のフルモデルチェンジで車重が2370kgと、先代比で300kg以上も増加しております。これは一体何故なのか?それこそ今回のフルモデルチェンジの大目玉。

今回のフルモデルチェンジで「5.0L V8ハイブリッド」を搭載へ!

今回のフルモデルチェンジとは「5.0L V8ハイブリッドエンジンの搭載」。つまり新型センチュリーはハイブリッド化されます。

このハイブリッドエンジンのスペックを見ておくと、エンジンが381PS/52.0kgm電気モーターのスペックは224PS/30.6kgm。非常にパワフルであり、新型センチュリーのカタログ燃費は13.6km/Lを確保する予定。先代センチュリーから5km/L以上の低燃費化。

ただ新型エンジンというわけではなく、実はかつてレクサス先代LS600hに搭載されていたものと同じになります。ガソリンエンジンも「2UR-FSE型」。つまり先代センチュリーに搭載されているV12型エンジンは消滅。

いくらセンチュリーとはいえ「採算」という現実は無視できなかったらしい。

トヨタ新型センチュリーの内外装を改めてチェック

改めてトヨタ新型センチュリーの内外装をチェックしたいと思います。

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トヨタ新型センチュリーのフロントマスク画像がコチラ。

やはり特徴的なフロントグリルそのままですが、先代センチュリーと比べるとやや目の痛さは改善されました。完全な手作りオーダメイドだからこそ、あのフロントグリルを実現化できたのか。

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トヨタ新型センチュリーのサイド画像がコチラ。雰囲気的には、どこかの国の大使館の人が乗ってる感がハンパない。おそらく自分のような庶民は一度もセンチュリーに乗ることなく死んでいくのでしょう(T_T)

フルモデルチェンジ後も全体的なフォルムはほとんど変わっておらず、新型センチュリーでも特徴的なホイールデザインもそのまま。ただフェンダミラーなどは除去されているなど、それなりにモダンテイストには仕上がっております。

ちなみに新型センチュリーの車体カラーは、なかなかイカした名前が多い。「飛鳥」「摩周」「精華」「神威」の合計4種類。先代センチュリーから神威はあったらしいんですが、飛鳥は新色とのこと。

○フルモデルチェンジ後も内装周りも変化なし?

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トヨタ新型センチュリーの内装インパネ周りの画像がコチラ。

センチュリーという商品の特徴上、あまりインパネ周りをチェックする意味はなさそうですが、フルモデルチェンジ後も大きくデザインは変更されていないのかも。木目上のインパネ周りや天井の本杢ガーニッシュなど、全体的な落ち着いた雰囲気はそのまま。

ただしフルモデルチェンジ後はコラムシフトなどは廃止されている模様。

また新型センチュリーのシート素材はファブリックが標準設定とのこと。センチュリーというブランドを考えたら、本革シートが標準っぽいと思ってたので意外。エクステリアと同様に、シート素材のカラーもいろいろと選べる模様。

新型センチュリーもフルモデルチェンジで最新デバイスが追加!

そして今回のフルモデルチェンジで新型センチュリーにも最新の安全デバイスが追加されます。

具体的には、ようやく新型センチュリーにも「第2世代セーフティーセンス」が標準装備されます。この詳細は別記事を参照してもらうとして、この新型セーフティーセンスは夜間でも歩行者を認識可能。自動ブレーキの作動域も幅広く、非常に高性能。

他にも最新のデバイスが今回のフルモデルチェンジでは追加されるため、まさにセンチュリーのような送迎用のVIPカーでこそ欲しい機能。たまに後部座席に座ってるお偉いさんが交通事故で亡くなったりしてますが、そういったことは新型センチュリーでは減りそう。

ただし、新型センチュリー向けに「セーフティーセンスの性能が新たに何か高められた」といった特別な措置は取られていなさそう。他のトヨタ車と同じ性能。ここらへんはトヨタは実験的にもっと冒険しても良かったのかも知れません。

トヨタ新型センチュリーの価格は約2000万円!!

だからトヨタ新型センチュリーの価格は思ってる以上に割高になっております。先程は採算性どうこうと言及したものの、現行センチュリーの価格の約1200万円を遥かに上回る。

結論からサクッと書くと、トヨタ新型センチュリーの価格は1960万円。新型センチュリーの生産方法は「完全な手作り」を止めたものの、今回のフルモデルチェンジで装備面がかなり充実したことが影響。

当初カーギークではコスト面で有利に働くから新型センチュリーの価格は据え置きの1500万円以下に収まると予想したものの、結果的には大外れ。センチュリーはトヨタ車の超絶フラッグシップモデルだけあって、価格もトヨタ車の中でトップクラスを目指した模様。

ちなみに既にトヨタ新型センチュリーの試乗インプレッションはレビュー済み。試乗記事とはいえさすがに運転まではしてませんが、新型センチュリー購入時の参考に良かったらどうぞ御覧ください。他にも新型クラウンの試乗レビューも参照。

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