三菱自動車が日産自動車の傘下に入るなど何やかんやがあって、自動車業界の関係図が一変して久しいです。
そのことが相乗効果的に影響してるかはさておき、最近三菱自動車は新型エクリプスクロスを投入して好評を博するなど割と元気。2018年後半には新型デリカD5のフルモデルチェンジも予定しているとか。
そこで結構前から取り沙汰されているのが「新型パジェロミニ復活」の情報。パジェロミニは1994年に発売された軽自動車SUV。ただ残念ながら2012年に販売終了してしまった(在庫も2016年に完全に終了)。
しかし根強くパジェロミニ復活の情報は自動車雑誌を筆頭にまことしやかに流れてる。そこで今回カーギークでは現在判明済みの「三菱新型パジェロミニ 復活最新情報」をまとめてみたいと思います。
新型パジェロミニが復活するかは不透明
結論からさっそく書いておくと、「新型パジェロミニが復活するかは不明」というのが答えになります。何故なら、これまで流れてきた新型パジェロミニの復活情報がことごとくハズレているから。
例えば、ベストカー情報では2016年に「2017年夏にパジェロミニが復活」と報じておりました。もちろん言うまでもなく、現在は2018年夏。新型パジェロミニが復活するという確たる情報は正直知りません。
最近でも「2018年に新型パジェロミニが復活」という某ネット情報もありましたが、やはり当たる兆しがございません。また今年後半に新型デリカD5をフルモデルチェンジする以上、パジェロミニの開発に割く余力は三菱自動車にはないはず。
そのためスズキ新型ジムニーの試乗評価は好調ですが、新型パジェロミニが復活する可能性は現状だと低そう。
○パジェロミニはジムニーのOEM車になる?
ただ三菱自動車はあと数年以内に新型パジェロのフルモデルチェンジを控えていると言われ、この情報の確度は意外と高そう。本家のパジェロに大掛かりなテコ入れが行われるとすれば、当然、軽自動車版のパジェロミニの復活も期待して良さそう。
とはいえ、既に三菱自動車はケチケチゴーンの日産自動車の傘下に入ったばかり。わざわざ日本市場のみでしか販売しないパジェロミニの開発を新たに行うとも考えにくい。そこであえて新型パジェロミニが復活する道があるとすれば一つ。
三菱自動車が現在発売しているプチバン・デリカD2は、スズキ・ソリオのOEM車として有名。三菱が日産の傘下に入り、またNMKVという軽自動車用の合弁会社を作った後でもスズキとの関係は変わらず。
そのためもし仮にパジェロミニが復活するとすれば、おそらくジムニーの「OEM車」として販売する可能性はゼロではない。現状ジムニーは納期が相当長いのですぐにはOEM供給できなくても、工場の稼働率などを長期的に考えればスズキにもメリットがありそう。
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