国産車で初めて手放し運転が可能となった「プロパイロット2.0」を搭載した高級車が日産新型スカイライン。実際スカイラインの売れ筋グレードを見ても、半自動運転が可能なプロパイロット2.0を搭載したモデルが人気とか。
そこで今回カーギークでは「日産新型スカイライン(V38型)のフルモデルチェンジ最新情報」をまとめてみました。次期デザインや発売日、さらには安全装備や搭載エンジンはどうなるのか?
発売日は2021年後半?
まずは「発売日」の最新情報を解説。
日産新型スカイラインの発売時期は「2021年後半頃」になりそう。前述のように2019年半ば頃に大規模なテコ入れが施されてることから、少なくとも新型スカイラインが2020年中にフルモデルチェンジされることはありません。
現行スカイラインV37型が発売されたのが2014年2月。モデル周期は足掛け8年ほど。新型スカイラインの販売台数の少なさや車種のジャンルを考えると、それでも次期モデルの投入は早いレベル。だから新型スカイラインの発売時期は2022年以降に遅れる可能性も十分有り得そうです。
実際、同じ2021年には日産新型フェアレディZのビッグマイナーチェンジが待ってる。最近は某ウイルスの影響もあって、新型スカイラインのフルモデルチェンジが果たしてどこまで順調に行くのか?フェアレディZにしても元々はフルモデルチェンジでしたから、新型スカイラインも同様に…。
次期デザインはQインスピレーションがベース?
続いては「次期デザイン」の最新情報。現行スカイラインはインフィニティのエンブレムを採用してみたり、モデル途中でVモーショングリルを採用するなど、日産色を弱めたり強めたりしてる。果たしてV38型の次期デザインはどうなるのか?
結論から書くと、日産新型スカイラインの次期デザインは「Qインスピレーション」がベースになりそう。
スカイラインは海外では「インフィニティQ50」として発売されてるわけですが、Qインスピレーションとは2018年のデトロイトモーターショーで出品されたインフィニティブランドのコンセプトカー。そのためデザインはかなり個性的。
だからコンセプトカー通りに市販されるか疑問も残りますが、いずれ近い内に市販されると言われてる新型アリア(ARIYA)もデザインは近未来的でした。新型スカイラインも「これに近い雰囲気」の状態でフルモデルチェンジしたとしても何ら不思議ではありません。
インフィニティブランドはアメリカが主戦場。アメリカでは電気自動車メーカーのテスラがゴリゴリに売れてる。テスラのデザインはメッキ感などは一切なく、非常にのっぺりしてる。
割と好みが分かれるデザインだと思いますが、それでも実際に売れてる以上は新型スカイラインがこれに追随する余地は十分ありえると思います。
新型スカイラインはどこまで電動化される?
実際、新型スカイラインV38型は今回のフルモデルチェンジで「電動化」される予定です。既に日産自動車は2022年までにEVモデルを5車種、e-POWERモデルを5車種ほど投入すると公言済み。新型スカイラインもご多分に漏れず追随する。
じゃあ、新型スカイラインもピュアEV(BEV)化されるのか?
ただし、新型スカイラインV38に搭載されるのは「e-POWER」です。これはガソリンエンジンで発電し、電気モーターで走行するいわゆるシリーズハイブリッドと呼ばれる仕組み。ノートやセレナに搭載されてるハイブリッド車。
シリーズハイブリッドでアメリカの厳しい燃費基準を乗り越えられるかは知りませんが、それでも新型スカイラインは更に強力なe-POWERが搭載されそう。
具体的には2.0直4VCターボエンジンで発電し、2個の電気モーターで駆動するというもの。電気モーターの総合出力は453PS/71.4kgm。数値的には5.0Lターボエンジン並の加速感を誇ります。現行スカイラインV37と比べても約1.5倍ほど強力。
またノートの非力なNAエンジンと違って爆速で効率的に発電できるため、新型スカイラインのe-POWERは燃費性能と加速性能の両面で期待ができそう。
一方で、新型スカイライン(V38)の価格帯は期待薄か。現行スカイライン(V37)の値段は400~600万円程度。おそらくフルモデルチェンジ後の価格帯は+200~300万円の割高になると覚悟しておいた方が良さそう。
コメント
スカイラインhvが7月で終了ですねキムタクこと木村拓哉さんがCMスカイラインhv運転するシーンが記憶に新しいですね。スカイラインはプロパイロット自動運転はV63.0ツインカムターボに切り替えるのかな。