【2018】ガソリン価格が高騰する理由まとめ【いつまで高くなるのか?】

最近、ガソリン価格が高騰中。

全国平均だとレギュラーガソリンは150円程度で高止まりしている雰囲気でしたが、特に2018年10月以降の値上がりは顕著。いつの間にかガソリン価格が160円台を突破している場所も増えました。

今後、ガソリン価格はまだまだ値上がりしそうな雰囲気。

そこで今回カーギークでは「ガソリン価格が高くなっている理由や原因」について解説してみようと思います。一個人や一企業でガソリン価格を安くできる方法はありませんが、高騰の原因や理由を知ることで気持ち的には少し楽になる?

トランプのせいで中東情勢が不安定化…ガソリン価格高騰の原因1

結論から主な理由を書くと、主に石油を生産している「中東アジアの情勢が悪化」していることが挙げられます。

特に、最近はアメリカの大統領であるドナルド・トランプが暴走しまくった結果、ガソリン価格の高騰を招いてる。何故なら、トランプ大統領はこれまで約束したものでも、すぐ選挙目当てで破っちゃうから。

具体的にはイランと結んでいた核合意(イランが核放棄する代わりにアメリカが経済制裁を辞めるという約束)を「巨大な絵空事」とトランプは勝手に破棄してしまい、2018年11月4日から再びイランにアメリカは経済制裁を始めてしまう。

このアメリカが決めたことは日本を含めて世界は従わざるを得ないため、このことでイランから原油の輸出が規制され、世界各国で安価なガソリンが安定的に手に入らなくなる危険性が現実味を帯びてる。

イランは2017年現在、世界4位の原油生産量を誇る国。特に日本はイランとの関係が比較的良好なため(軍事的支援してないことなどが理由)、ここからのガソリンの供給が止まると非常に痛い。

○サウジアラビアの情勢も不透明化したのも要因

また最近はサウジアラビアの皇太子様がトルコでジャーナリストを暗殺しちゃった結果、世界的に大批判を浴びており、もしかすると経済制裁の話が持ち上がってくるかも知れない状態。

このサウジアラビアの原油生産量は世界2位のガソリン輸出大国。やはり日本のガソリンはサウジアラビアからも多く輸入しており、ここからの供給が止まると一気にガソリン価格は更に高騰してしまう恐れ。

しかもトルコとアメリカの関係も現在悪化しており(何故ならトルコの大統領もトランプ並みの独裁者で自分から退かないクセモノ)、今後どこで落とし所を付けるのか見えないという不安感が更にガソリン価格高騰の要因に繋がってる。

だから、今後もドナルド・トランプがアメリカの大統領でい続ける限り、2019年以降もガソリン価格はじわじわと高くなり続けるはず。仮に万歩ゆずって中東情勢が落ち着いても、トランプの一挙手一投足でガソリン価格は容易に高騰しそう。

要するに、ここ最近のガソリン価格高騰の原因は「ほぼトランプ大統領」にあると考えてもいいです。

OPECの原油減産…ガソリン価格高騰の原因2

続いてのガソリン価格高騰の原因は「OPECの原油減産」も大きな理由になります。

OPEC(オペック)は中学校や高校の教科書でも習いましたが、正式名称は「石油輸出国機構」。主に原油を生産してる中東アジア諸国が組織して、各国に輸出するガソリン価格などを決めている集まり。

実は思い返してみると、2014年2015年のガソリン価格はググンと安くなったことを覚えているドライバーさんも多いと思いますが、この背景にはアメリカが割安のシェールガスを掘り起こしたことが要因。

既にアメリカが原油の生産を2015年に40年ぶりに再開させるなど、現在では原油の産出量のランキングでアメリカが世界第一位に輝いてる状態。およそイランとイラクとUAEを足したぐらいの産出量というのだから驚き。

○ガソリン価格を上げるために原油生産量を抑えてる状態

ただ逆に考えると、アメリカのシェールガスと比べると、中東アジアから輸出している原油価格が相対的に価格面で不利になってしまう。そのため中東各国はガソリン価格を引き下げ、原油を大量に生産することでカバーした。

THE市場原理。

結果的に、中東アジアからの輸入に頼ってる日本などは特に恩恵を受けてたものの、オイルマネーで潤ってる中東アジア諸国からすれば、ガソリン価格が下がることは国家的な大ダメージ。富の流出そのもの。

そのため、2016年後半頃にOPECが8年ぶりに原油の減産が決定されてる。供給が減れば、自動的に価格が引き上がる。だから2017年頃からガソリン価格が再び高騰し始めたのは、このOPECの減産が主な原因。

日本の野菜や牛乳と一緒。これらも価格が安くなりすぎると大量に捨てる事件がたまにニュースになりますが、ガソリン価格の高騰もそれに似たようなもんが背景にある。これが2019年に差し掛かろうとした現在でも行われてる状態。

そらガソリン価格は高止まりするはず。

ガソリン需要の停滞…ガソリン価格高騰の原因3

また、最近の価格高騰とは関係ありませんが、電気自動車やハイブリッドカーの普及に伴って、現在は世界的にガソリン需要そのものが減退してる。具体的には、全世界でおよそ毎年2%ずつのペースでガソリン使用量が減っているそう。

日本は自動車業界が停滞しているため、新車販売台数は漸減傾向。消費増税が心配で仕方ない。さすがアベノミクス様様(皮肉)といったところですが、逆に世界的には新車販売台数は伸びてる状態。

それでもガソリン需要が減ってるということは、車のEV化や低燃費化が世界的に進んでいる証拠なのでしょう。確実にガソリン需要が減り続けてる以上、中長期的に考えると原油生産量を特段増やす状況にない。

つまり、こういった背景もガソリン価格の高止まり or ガソリン価格が下がらない理由として挙げられそうです。

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