【2019年7月9日】ダイハツ新型タント フルモデルチェンジ最新情報まとめ【価格安全装備】【SUVモデル】

ダイハツが誇る人気軽自動車が「タント」。ピラーレス+スライドドアという斬新な組み合わせで2000年代初頭に登場して以来、未だに安定して人気。2017年にはタントの累計販売台数が200万台を突破。

ただし、2013年に発売された現行タントにやや古さは否めず、ホンダ・N-BOXやスズキ・スペーシアに後塵を拝してます。

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そこでついに2019年6月7日に新型タントをフルモデルチェンジすることをダイハツが発表。マガジンXのフルモデルチェンジ情報が、まさにドンピシャに言い当てたカタチ。

ということで今回カーギークではダイハツ次期型タントのフルモデルチェンジ最新情報をまとめてみたいと思います。ダイハツが公式発表してない情報も含めて、新型タントはどういった進化をとげるのか?

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ダイハツ新型タントの発売日は2019年7月9日

まずは「発売時期」の最新情報。ダイハツ新型タントはいつ頃フルモデルチェンジするのか?

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結論から書くと、ダイハツ新型タントの発売日は7月頃になりそう。

前述のように6月7日に新型タントは発表されてますが、実はまだ発売日そのものは不明。あくまで新型タントの情報を発表しただけ。

でも、新型タントのティザーサイトでは「先行予約キャンペーン」を行ってる。予約注文したユーザーにはロボット掃除機など色んな景品がプレゼントされるそうなんですが、この日時が「7月15日まで」と定められてる。

つまり、ダイハツ新型タントの正式な発売日も7月15日付近と予想できます。

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ただし、新型タントのパンフレットを見てみると、予約期間そのものは「7月8日まで」と成約期間より短めに設定されてる。これは正式発表からちょうど一ヶ月にあたる時期なので、ダイハツ新型タントの発売日は7月9日頃の可能性がもっとも高そう。

当初の発売時期は2020年以降に先送りされるという情報もありました。でも2019年10月に安倍政権が確実に消費増税を行うため、新型タントのフルモデルチェンジはそれより前倒しして発表されたカタチ。

例えば、新型タント以外にもホンダ新型N-WGNや新型フィット、トヨタ次期ハイエースのフルモデルチェンジも2019年夏頃に発売時期を早めるといった情報があるため、各自動車メーカーも大変だなと。

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【フルモデルチェンジ】次期タントはDNGAプラットフォームを初採用!!

続いては新型タントの目玉情報。

結論から書くと、ダイハツで初めて新しいプラットフォーム「DNGAコンポーネンツ」を採用されること。DNGAプラットフォームは当初ミライースのフルモデルチェンジから採用すると見られていましたが、どうやら今回の次期タントからになります。

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ちなみに「DNGA」はトヨタの「TNGA」をモジッたブランドですが、新型タントの開発にトヨタは関与してません。そもそもトヨタのコンパクトカーをダイハツが開発・製造してるぐらいですから。

この新型DNGAプラットフォームはやはり「軽量化」と「高剛性化」がポイント。

軽量化に関してはスズキの後塵を拝してるダイハツが、今回の新型タントで面目躍如となるのか楽しみ。他にもお得意の樹脂製パーツやDモノコック構造を組み合わせることで、新型タントは両側スライドドア軽とは思えない走りを実現できるか期待しましょう。

あと新型タントはホンダ・N-BOXと同様にエンジンを傾けて搭載する予定らしく、フルモデルチェンジ後の室内空間が更に広がる可能性も。

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新型タントは運転席にスーパースライド機構が追加!

続いて気になるのは「フルモデルチェンジ後もピラーレスと両側スライドドアは継承されるのか?」という点。

結論から書くと、やはり次期タントでも「ピラーレス構造」は継承されます。

やはりタントにとっての最大のストロングポイントはフルモデルチェンジ後も健在。DNGAプラットフォームでボディ構造が高剛性化されるため、ドア開口部はもっと巨大なものになる可能性も。

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他にも注目する点は新型タントには運転席シートにロングスライド機構を追加されること。

当初の情報では助手席側だったんですが、運転席のスライド量が540mmにも達するため、画像のようにお子さんと直接触れ合うことも可能。もちろん運転中はスライドしない設計になってる模様。

一方、フルモデルチェンジ後の新型タントの助手席シートは格納するためにチップアップ式に変更されるため、現行タントにある助手席の背面テーブルはなくなりそう。実際、画像の助手席を見てもチップアップされてる感じ。

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他にも自動的にスライドドアが開閉してくれる機能もほぼ標準装備される予定。今回の新型タントが「軽自動車初」とのこと。ボタン一つで開閉できたスペーシアなどに強く対抗してきたカタチ。

新型タントの自動ブレーキはホンダセンシングに匹敵?

続いては「安全装備」の最新情報。

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結論から書くと、ダイハツ新型タントの安全装備は大幅に進化。ステレオカメラの性能を向上させて、全車速域ACC(追従クルーズコントロール)が追加されます。いわゆる半自動運転機能。

現行タントの自動ブレーキは「スマートアシスト3」という名称が使用されていますが、新型タントからは「次世代スマートアシスト」という名称に変わり、おそらく今回から数字は消滅しそう。

現行スマアシ3が継承されると予想していたメディアも存在しましたが、やはり「ダイハツの顔」を象徴する新型タントがそんな手ぬるいフルモデルチェンジをするはずがありませんでした。

もちろん「車線維持支援システム」なども新たに追加され、ホンダ・N-BOXや先ごろフルモデルチェンジした日産・デイズの自動ブレーキに性能は匹敵する模様。ただし、最上級グレードに「セットオプション」されるのみ。

それでも他にも自動駐車機能が追加されるなど、新型タントはスズキ車と大きく溝を開ける予定。ダイハツは公式発表してませんが、新型タントにもおそらくサイドカーテンエアバッグも標準化されるでしょう。

【フルモデルチェンジ】新型タントの外観はキープコンセプト?

続いては「外観デザイン」の最新情報。フルモデルチェンジで新型タントの見た目はどう変わるのか?

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結論から書くと、ダイハツ新型タントのフロントマスクがこちら。左がノーマル系の新型タント。右がカスタム系の新型タントカスタム。

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ノーマルグレードの新型タントは当初の予想通り、初代タントのような顔付きに原点回帰されました。ヘッドライトは優しい丸みを帯びており、サイドウィンドウが丸みを帯びた形状に変更。

新型タントは女性やママさんユーザーを狙った感がありあり。また最近だとトヨタ新型RAV4のように左サイドミラー下部に小さいミラーを付けてるのも、今回のフルモデルチェンジの特徴かも知れない。

何年か前に東京モーターショーに出品された「DN U-SPACE(次期タントのコンセプトモデル)」よりも、随分とポップに仕上がってる印象。

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ベストカー 講談社

ベストカーなど自動車雑誌では新型タントはこういったデザインを予想してました。だから実際に発売される新型タントのデザインは随分マシ。ヘッドライトと一直線に繋がったグリルが目を引きます。

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○新型タントカスタムのデザインがダサすぎる?

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一方、新型タントカスタムの外観デザインはややキープコンセプトの匂い。

現行タントカスタムは三菱のダイナミックシールドをパクった感がありありでしたが、新型タントカスタムはその延長線上に近いか。ヘッドライトもN-BOXカスタムのように二段式にメッキーバーで分断されてる。

それでも現行タントと比べると、「他車をパクったか感」は薄い。

また非常に押し出し感が強いフロントマスクですが、「N-BOXカスタムの成功例を見る限り、新型タントカスタムはゴリゴリ感を抑えてくる」というカーギークの予想は当たり。良い感じにメッキ感は抑制されてて、しっかり個性的で良い。

ただ強いて言えば、新型タントカスタムはメッキ感がなさすぎて、車体カラーにブラックを選ぶと全身真っ黒になりすぎてしまうのが難。実際に新型タンカスの実車を見ると、ちょっと真っ黒すぎね?と思うかも。

ちなみにタントは全9色、タントカスタムは全8色。

ツートンカラーも設定されるものの、現時点では新型タントカスタムのみになります。製造や納期の関係もあってか、ノーマルタントに関しては2020年4月以降から注文できるとのこと。新型タントのツートンが欲しいならタンカス一択。

【最新情報】新型タントがついにフルハイブリッド化でEV走行可能へ?

続いては「エンジン周り」の最新情報。新型タントのフルモデルチェンジ情報で一番注目したいポイント。

どうやらベストカーのフルモデルチェンジ情報によると、次期タントはついに「ハイブリッド化」されるとのこと。しかも既にスズキの軽自動車はマイルドHV化が進んでいますが、ダイハツが導入するのは本格的なハイブリッド(ストロングハイブリッド)

エンジンを傾けて配置するという前述の情報も加味すると、これは次期タントのストロングハイブリッド化の布石と考えることが可能。何故ならハイブリッドのデメリットには電気モーターやバッテリ搭載によって室内空間が狭くなるデメリットがあるから。

もちろんダイハツはトヨタの完全子会社になって久しい。

トヨタのハイブリッド技術がそのまま新型タントに搭載されてもおかしくない。既にダイハツではムーブキャンバスも人気のため、ここらへんで新型タントと差別化を図っていく狙いもあるのかも。

ただし、ダイハツの公式発表では「ハイブリッド化の情報」は一切触れられておりません。現状だと新型タントのフルハイブリッド化の情報は間違いだったと結論付けられそう。もしハイブリッド化されるなら次期ムーブか?

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フルモデルチェンジ後も「価格帯」は上昇せず?

続いては「価格情報」。

まず確認しておくと、新型タントのグレードは合計4種類。

ノーマルタントは「X」と「Xターボ」。タントカスタムは「カスタムX」と「カスタムRS」。どうやら今回のフルモデルチェンジに伴って、新型タントは廉価モデルなどラインナップが縮小されます。

  • カスタムRS…約175万円
  • カスタムX…約167万円
  • カスタムL…約155万円
  • Xターボ…約156万円
  • X…約146万円
  • L…約131万円(スマアシなしは-8万円)

以上、ダイハツ新型タントのざっくりした価格一覧になります。

現行モデルと比較すると約+5万円ほど値段上昇するため、新型タントの価格帯はほぼカーギークの予想通りでした。だから結論から書くと、新型タントの価格帯は今回のフルモデルチェンジでやや割高になってます。

ただし、スマアシなしの廉価グレードの「L」の価格は、現行タント時代とほぼ変わらず。でも装備が手薄になってるのかと言うと、サイドカーテンエアバッグやLEDヘッドライトなどが標準装備されるため十分お買い得。

一方、その他のグレードも今回のフルモデルチェンジで割高になったとはいえ、装備面を考えると妥当な値段。しかも、N-BOXやスペーシアと比べると、新型タントの価格帯はまだまだ割安。

自動車雑誌などでも指摘されてますが、今回の新型タントの価格帯はかなり戦略的と言えそう。先にフルモデルチェンジした日産新型デイズなどの影響もあったか。

ちなみに新型タントの値引きはかなり渋くなるという情報も自動車雑誌では伝えられてたものの、実際にはそうでもないとか。安倍政権の消費増税も影響か。

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フルモデルチェンジから一年後にタントの「SUVモデル」が発売へ?

最後は、最近明らかになった新型タントの最新情報で終わります。

どうやらベストカーのフルモデルチェンジ情報によると、新型タントには「SUVモデル」の派生グレードが新たに発売されるらしい。既にスズキ・スペーシアは2018年末に「スペーシアギア」なるSUV風グレードを新たに発売済み。

タントクロスなど車名の候補は挙がってるようですが、新型タントのグレード構成は「ノーマル」「カスタム」「SUV」はなる可能性は高いでしょう。

ただし、既に次期タントの開発が遅れてることからも分かるように、このSUV風タントの発売はフルモデルチェンジから一年以上先と見られております。実際に発売して勝算があるのか需要があるのか含めて、市場調査を行う意味合いもあるのかも知れません。

実際にフルモデルチェンジされれば、また新型タントとライバル軽自動車をいずれ比較し直したいと思います。

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