【2019年12月】トヨタ新型ハイエース300系 フルモデルチェンジ最新情報まとめ【発売日】【グランエース】

日本が誇る商用バンがトヨタ・ハイエース。日本国内でも珍しいキャブオーバー1BOX。

現行ハイエース200系は2004年に発売されて以来、実は海外ではもっと人気。例えば、開発途上国に行けばバスやタクシー代わりにハイエースが使われ、新車販売台数の5割6割を占める国(とりわけ東南アジアや中南米)もあるとか。

自動車業界を見ると一般的に想像される乗用車ばかりではなく、ハイエースのような商用車の需要も新車販売では大きな割合を占めてる。トヨタだと年間数百万台規模でハイエースのような商用車を売っているとか。

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(カートップ7月号 交通タイムス社)

そこで今回カーギークでは「トヨタ新型ハイエースの最新フルモデルチェンジ情報」を徹底的に解説してみた。現行ハイエースは200系ですが、今回取り上げる新型ハイエースは「300系」にあたります。

でも実はハイエース300系は海外でフルモデルチェンジしてるものの、日本国内では発売しない?いや新たにグランエースという車名で発売されるなど情報が錯綜ぎみ。改めて情報を整理してみました。

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日本国内での「発売日」は2019年12月16日に決定

最初は「発売時期」の最新情報。トヨタ新型ハイエースはいつ頃フルモデルチェンジする予定なのか?

結論から書くと、トヨタ新型ハイエースの日本国内での「発売日」は2019年12月16日と決定。フルモデルチェンジ情報の発表日は2019年11月25日と約半月ほど前倒しされ、10月後半の東京モーターショーに次期ハイエースが出品されます。

日本国内で本当にフルモデルチェンジされるか当初疑問視されていましたが、ようやく新型ハイエース300系の正式発売が確定。既にトヨタディーラーには新型ハイエース300系の販売マニュアルが配布されてるそう。

2019年10月に安倍政権が消費税を10%に増税することもあって、ホンダ次期N-WGNダイハツ新型タントなどはフルモデルチェンジを前倒ししたものの、とりあえず現行200系ハイエースのモデル周期は足掛け15年ほど。

ちなみに「ハイエース」の車名で発売されるわけではなく、「グランエース」など別名で売り出される可能性が高そう。国内ではまず新型ハイエース300系は「乗用車版」がメインになるという予想画もっぱら。

そのため新型ハイエース300系の月販目標台数が100台も超えず、トヨタディーラーで実車を確認できるのは2020年1月以降に更に遅れる可能性が高いです。

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フルモデルチェンジ後も「現行200系ハイエース」は併売

だから、今回ハイエースは300系にフルモデルチェンジするわけですが、引き続き現行ハイエース200系も継続販売されます。トヨタ新型カローラがフルモデルチェンジ後も先代カローラを併売してるのと同じノリ。

そのため200系ハイエースと300系ハイエースを同時に併売することで顧客が混乱しないように、今回の新型300系ハイエースは「グランエース(グランハイエース?)」という新たな車名として販売されるという流れ。

ちなみに、フルモデルチェンジ情報に定評があるマガジンXによると商用車版ハイエース300系の発売日は「2020年後半頃」と予想。そのため現行ハイエース200系もいつまでも併売され続けるどうかは正直微妙。お早めに。

でも何故、現行ハイエース200系はフルモデルチェンジ後も引き続き併売されるのか?

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新型ハイエース300系は「セミキャブオーバー」に進化!

続いては「車体の形状」に関するフルモデルチェンジ最新情報。

結論から書くと、トヨタ新型ハイエース300系はキャブオーバー型から「セミキャブオーバー型」にフォルムが変形します。セミキャブオーバーとは何ぞや?と頭をかしげる人も少なくないと思うので、まず現行ハイエースの形状を確認。

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(トヨタ現行ハイエース)

トヨタ現行ハイエースは「キャブオーバー」と呼ばれるタイプの構造をした自動車。「これぞ商用1BOX」と言えるほど見事に直方体のフォルム感。後ろも前もストンと垂直に切り立っており、いわゆるフロントノーズがない。

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(トヨタ現行アルファード)

一方、新型300系ハイエースの「セミキャブオーバー」は同じトヨタ車だとアルファードやノアといった車種のミニバン車が該当します。要するに「セミキャブオーバー≒ミニバン車」と考えると非常に分かりやすいはず。

また両者は「エンジンの位置」も微妙に異なります。ハイエース200系(キャブオーバー)は運転席下にエンジンが配置されてるのに対して、新型ハイエース300系(セミキャブオーバー)は運転席より前にエンジンが配置。

つまり、新型ハイエース300系は前方部分に新たにボンネットができて、いわゆるフロントノーズが長くなります。

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○【次期デザイン】新型300系ハイエースはプロエース風に仕上がる

つまり、新型300系ハイエースは「いわゆるミニバン車」のようなデザインに変形します。

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(トヨタ新型ハイエース 最新画像 ミネウォ@スターワゴン)

そこで日本国内でいち早くスクープされた写真を見ると、トヨタ新型ハイエース300系のデザインはこんな感じになります。

マガジンXの予想通り、トヨタ・ノアのようなフロントマスクに酷似。ノアやヴォクシーは最近どんどんフロントマスクが華美になってることを踏まえると、新型ハイエース300系は非常に好感度が持てる清潔感があるデザインと言えそう。

おそらく乗用車版のハイエースワゴンも地味に売れそうな匂い。

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(トヨタ新型ハイエース リア最新画像 ミネウォ@スターワゴン)

トヨタ新型300系ハイエースのサイド&リア画像がこちら。ノア・ヴォクシーと比べると、新型ハイエースはとことん真四角・直方体。ここらへんは実用性を極めた商用車の雰囲気は漂います。

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一方、トヨタ新型300系ハイエースの内装デザインがこちら。乗用車版グランエースだともう少し質感が高まると思いますが、コックピット感が強まってシフトノブなど操作性が向上してそう。

ちなみに、画像のハイエース300系はUAE仕様。前述のように、ハイエースは海外人気が高いため、既にフィリピンといった東南アジアや中東アジアで新型300系ハイエースが発表されてました。

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セミキャブオーバー型にフルモデルチェンジするメリットは「安全性」

じゃあ新型ハイエース300系が「セミキャブオーバー」にフルモデルチェンジすることで何が変わるのか?

結論から書くと、今回のフルモデルチェンジでハイエースの衝突安全性が高まることが最大のメリット。ボンネットフードができたことで衝突時の衝撃が緩和。いわゆる「クラッシャブルゾーン」が現行ハイエース200系より大きくなる。

実際、海外の商用バンの多くは新型300系ハイエースのような「セミキャブオーバー」が主流。現行200系ハイエースのような安全性無視の商用車は排除される傾向にあり、いっそ日本政府がキャブオーバーを規制してもいいぐらい。

考えてみると、日本はミニバン車が売れすぎてる国。日本人が本来使い慣れているはずの「次期300系ハイエース」のような商用バンがなおさら売れてていいはず。そう考えると、新型300系ハイエースが日本国内でも遅かれ早かれ主流になりそう。

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新型300系ハイエースの「安全装備」も第二世代セーフティーセンスに進化

それに伴ってトヨタ新型ハイエース300系の安全装備も充実します。

結論から書くと、新型ハイエースはフルモデルチェンジを機に「第二世代トヨタセーフティーセンス」に刷新される可能性が高そう。

この新型セーフティーセンスはACC機能や夜間でも歩行者を認識できるなど、非常に高性能な自動ブレーキシステム。既にアルヴェルなどにも採用され、新型ハイエース300系もついに最高水準の安全装備が確保されます。

ニュースでたびたび報じられているように、仕事中の交通事故も少なくありません。特にハイエースのような商用車は仕事で活躍し、事故が減れば経営者の負担も減ります。予防安全性が高まって誰も困る人はいない。

一方、2017年11月に現行ハイエース200系には「トヨタセーフティーセンスP」と呼ばれる少し古いタイプの自動ブレーキが搭載されてる。これが今回のフルモデルチェンジでハイエース200系も新たに換装されるかどうかは不明。

トヨタが現行200系ハイエースをいつまで併売するか分かりませんが、もし数年単位で併売し続けると仮定すると、2020年以降のマイナーチェンジなどで200系ハイエースも新型トヨタセーフティセンスに刷新される可能性も。

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【フルモデルチェンジ】新型ハイエースバンは1ナンバーサイズに拡大!

一方、今回のフルモデルチェンジはハイエースにとって「商用車的なデメリット」も目立ちます。そこで続いては「主要諸元」の最新情報。新型ハイエース300系の車体サイズはどう変化するのか?

まず確認しておくと、トヨタ新型ハイエース300系も同様に「ロングホイールベース(ショートルーフ)」と「スーパーロングホイールベース(ロングハイルーフ)」の2種類が設定されてる。

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(カートップ4月号 交通タイムス社)

そこで各々の主要諸元をおさらい。

まず「ロングホイールベース」は5265×1950×1990mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは3210mm。一方、「スーパーロングホイールベース」は5915×1950×2280mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは3869mm。

現行200系ハイエースの「スーパーGL(ロングワイド)」のグレードが標準サイズになるような感じ。結果、フルモデルチェンジ後は1ナンバーサイズに拡幅されます。ちなみに4ナンバーサイズ維持という情報もありましたが、結果的に間違いでした。

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○新型ハイエース300系には中型免許以上が必須

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(カートップ7月号 交通タイムス社)

カートップの最新情報では「数値以上に見えるサイズ感」と新型ハイエース300系のロング・ハイルーフモデルを表現。全長が6メートルに迫るサイズ感。実際、現行ハイエース200系と比べると余裕で50cm以上も伸長。

やはり今回のフルモデルチェンジで新型ハイエースがセミボンネット化されたことが影響。現行ハイエースの車内空間を維持しようと考えると、必然的に車体サイズ全体が拡大してしまうようです。

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(カートップ4月号 交通タイムス社)

海外向けの新型ハイエースの中身に至っては、ほぼ完全な小型バス。もちろん現行ハイエースワゴンにも10人乗りのグランドキャビンが発売されてますが、それを遥かに上回るシートの数。

だから、もし日本で海外向けの新型ハイエースを運転するには中型免許以上を取得する必要があります。

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【最新情報】トヨタ新型グランエースとは何なのか?

じゃあ、今回日本国内で発売されるトヨタ新型グランエースとは一体何なのか?商用車版のハイエース300系とは何が異なるのか?

まず確認しておくと、トヨタ新型グランハイエースは前述のロングホイールベース版が採用されます。ただし、新型グランエースの車体サイズは5300×1970×1990mm(全長×全幅×全高)と商用車版のハイエース300系とは少し異なる。

理由はシンプル。

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(トヨタ新型グランエース300系)

何故なら、トヨタ新型グランエースは「高級ミニバンテイスト」を強めたデザインに設計されてるから。要するに「パーツの違い」が主要諸元の違いとして現れてる。一応、現行ハイエースグランドキャビンと比較するとほぼ同じサイズ感。

フロントグリルはゴリゴリのメッキ加工があしらわれ、タイヤは17インチアルミホイールが装着。他にもLEDヘッドライトや両側電動スライドドアが与えられ、新型グランエースの出で立ちは完全な高級ミニバン車。

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ベストカー2019年9月26日号

あくまで先程の画像は海外仕様ということで、ベストカーなどは次期グランエースのフロントマスクをこのように予想してたりします。

新型グランエースの車体カラーは全4色。ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、グレーメタリック、ソリッドブラック。落ち着いた配色が多いものの、あくまで新型グランエースも「送迎車両」としてのニーズを意識してるから。

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○新型グランエース300系はアルヴェルと見劣りなし

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(トヨタ新型グランエース サイド画像)

新型グランエースのサイド画像がこちら。クォーターピラーがブラックアウト化されてないなど商用車テイストは残すものの、アルファード・ヴェルファイアとそこまで見劣りはしなさそう。

例えば、新型グランエースは両側電動スライドドアを採用し、自動的に開閉できる予約ロック機能も標準搭載。他にも内装はダッシュボードに木目調パネルを採用し、空調ダクトも金属調パーツを採用。シート周りもキルティング生地のステッチ入り本革仕様。

新型グランエースの内装には安っぽさが多少残るものの、そこらへんはアルヴェルより価格帯を抑えてくるのでしょう。とはいえ現行グランドキャビンが300万円台後半ですから、フルモデルチェンジ後の価格は400万円を軽く超えそう。

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フルモデルチェンジ後は室内空間や乗車定員は減少するが…

まだ現時点で価格情報は判明してませんが、新型グランエースのグレード構成は「プレミアム」と「Gグレード」の2つ。前者のプレミアムは6人乗りの三列シート仕様に対して、後者のGグレードは8人乗りの四列シート仕様。

だから現行200系ハイエースグランドキャビンと比べると、フルモデルチェンジ後は「乗車定員が減少」します。10人乗り仕様が購入したい場合、約全長6メートルのスーパーロングホイールベース版が発売されるのを待つ必要がありそう。

他にも、新型ハイエース300系の荷室長はフルモデルチェンジによって3000mm→2380mmに減少。セミキャブオーバー化のデメリットは大きく、新型ハイエース300系の室内は室内長で20cm前後、室内高で27cm前後ほど小さくなります。

一応、室内幅は4cmほど拡幅されますが、もし新型グランエースを送迎車輌として購入する場合、ここらへんは注意したいところ。

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○新型グランエースはフルモデルチェンジで乗り心地向上か?

一方、新型300系ハイエースはTNGA設計に元に開発された新型プラットフォームを採用し、車体の剛性感や操縦安定性が向上。もしかすると先駆けて次期ノアや次期アルファードに投入されているのかも。

例えば、新型グランエースの足回りを見てみると、大胆にも後輪サスペンションにはマルチリンク式サスペンションを採用。だから現行ハイエース200系と比べると、フルモデルチェンジ後は体感できるほど乗り心地は改善されてるはず。

他にも新型グランエースの最低地上高は175mmと乗降性が改善し、最小回転半径も5.5メートルと普通のMクラスミニバン車並に小回り性能が改善されてる。室内空間はそれに応じて狭くなってるものの、フルモデルチェンジ後の使い勝手は見事に向上。

新型ハイエース300系の搭載エンジンは「2.8L直4ディーゼルターボエンジン(1GD-FTV型)」が引き続き搭載。スペックは177PS/42.8kgm。当初予想されていた新型3.5L V6エンジン(2GR-FKS型)は見送られる公算。

この新型3.5L V6エンジンはトヨタ新型ヴェルファイアやレクサスGSと同じものでしたが、たしかに商用バンの燃料がプレミアムガソリンってどうなんや?というカーギークの不安は的中。

そのためフルモデルチェンジ後の新型ハイエースは「ディーゼル一択」に絞られます。

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