【2019】トヨタ新型ハイエース フルモデルチェンジ最新情報まとめ【2020】

つい先日、カーギークでは「商用バンが速すぎる理由」という記事を執筆しました。

日本が誇る商用バンと言えば、やはりトヨタの「ハイエース」。このハイエースは海外でも意外と人気であり、例えば開発途上国に行けばバスやタクシー代わりにハイエースが使われてることもしばしば。

実は自動車業界では一般的に想像される乗用車ばかりではなく、ハイエースのような商用車の需要も新車販売では大きな割合を占めております。例えば、トヨタだと年間数百万台規模で商用車を売っているとか。

そこで今回カーギークでは「トヨタ新型ハイエースの最新フルモデルチェンジ情報」を取り上げたいと思います。現行ハイエースは200系なので、今回取り上げる新型ハイエースは「300系」になると言われております。

ちなみに、今回のフルモデルチェンジ情報は「ハイエースバン」が基本的にメイン。乗用車版の「ハイエースワゴン」の情報とは若干異なる部分もあるので注意。

【予想情報】新型300系ハイエースの発売時期は2019年10月頃か?

最初は「発売時期」の最新情報からチェック。トヨタ新型ハイエースはいつ頃フルモデルチェンジする予定なのか?

結論から書いちゃうと、トヨタ新型ハイエースバンの発売時期は2019年10月頃と予想されております。

ただし、フルモデルチェンジ情報に定評があるマガジンXによると「新型ハイエースの発売時期は2020年4月にズレ込む」といった最新情報も。

何故なら、ちょうど2019年10月に安倍政権が「消費税を10%に増税」するから。

ハイエースの売上の大半はフリート需要だと思われますので、やはり車両本体価格が問答無用で引き上がるのはマイナス要素。そのため「2019年夏頃に発売時期が前倒しされる可能性」すら指摘されるなど、現時点ではフルモデルチェンジ情報は錯綜気味。

他にも次期ハイエース以外では、ホンダ次期フィットのフルモデルチェンジダイハツ次期タントのフルモデルチェンジなども、安倍政権の消費増税によって発売時期が早められる可能性が指摘されてる。

また2017年11月に現行ハイエースは一部改良を行ってる。

そこでトヨタセーフティセンスPと呼ばれる自動ブレーキシステムを搭載するなど、現行ハイエースは装備面が充実されており商品力はそこまで劣化してない。確かに2020年以降にフルモデルチェンジを遅らせる可能性は十分ありそう。

ちなみに2019年秋ごろには「東京モーターショー」が開催されるため、そこらへんで新型ハイエースの何らかの発表が行われる可能性は高そう。

とりあえず2004年に発売された現行200系ハイエースは、足掛け15年16年目でフルモデルチェンジされる計算。それだけに新型300系ハイエースが次のフルモデルチェンジでどれだけ進化するのが気になるところ。

【最新情報】新型ハイエースは「セミキャブオーバー」に進化?!

続いては、次期ハイエースのフルモデルチェンジ情報の目玉。

さっそく結論から書くと、トヨタ新型ハイエースはキャブオーバー型から「セミキャブオーバー型」に変形します。セミキャブオーバーとは何ぞや?と頭をかしげる人も少なくないと思うので、まず現行ハイエースの形状を確認してみましょう。

(トヨタ現行ハイエース)

トヨタ現行ハイエースは「キャブオーバー」と呼ばれるタイプの構造をした自動車。「これぞ商用1BOX」と言えるほど、形状が見事に直方体状。後ろも前もストンと垂直に切り立っており、いわゆるフロントノーズがない。

(トヨタ現行アルファード)

一方、セミキャブオーバーはトヨタだとアルファードやヴェルファイア、ノア・ヴォクシーといった車種の自動車が該当します。「セミキャブオーバー≒ミニバン車」と考えると非常に分かりやすいかも知れない。

ざっくり両者の違いを解説すると、キャブオーバーとセミキャブオーバーとでは「エンジンの位置」が異なります。

現行ハイエースは運転席下にエンジンが配置されてるのに対して、新型ハイエースは運転席より前にエンジンが配置される。つまり、新型ハイエースの前方部分にボンネットができてフロントノーズが長くなります。

○【次期デザイン】新型300系ハイエースはプロエース風に仕上がる?

要するに、2019年以降にフルモデルチェンジ予定の新型300系ハイエースは「いわゆるミニバン車」のようなデザインに変形します。

(トヨタ・プロエース Wikipedia)

現在予想されてる情報としては、既にトヨタが海外で販売している商用バン「プロエース」のようなフォルムにフルモデルチェンジする可能性が高い。現行ハイエースよりも前方視界性の高さや見切りの良さも相まって、ドライバーは運転しやすくなるか。

一方、残念ながらトヨタ新型ハイエースのデザインは不明。

ただ次期ハイエースのテストカーを見る限り、サイドやリア周りは完全にミニバン風。ヘッドライトもイナヅマ型に若干釣り上がっており、現行ハイエースとは似ても似つかないデザインに仕上がりそう。

例えばマガジンXの最新情報では、新型300系ハイエースのフロントマスクは若干ノア寄りに予想しているとか。雰囲気的には日産・エルグランドに近くなりそうとカーギークでは予想してみる。

少なくとも、新型ハイエースの次期デザインは画像のプロエースとはかけ離れるか。

○セミキャブオーバーにフルモデルチェンジするデメリットとは?

じゃあ新型ハイエースが「セミキャブオーバー」にフルモデルチェンジすることによって何が変わるのか?

結論から書くと、今回のフルモデルチェンジによってハイエースの衝突安全性が高まることが確実。

セミキャブオーバーは前方にボンネットフードが存在するため、その分だけ衝撃が緩和される。いわゆる「クラッシャブルゾーン」と呼ばれるものが現行ハイエースより大きくなる。働き方改革が注目される中、ドライバーの安全面が高まることは労働者にとって朗報。

一方、新型ハイエースは室内空間が狭くなることがデメリットとして予想されております。

やはりセミキャブオーバーはキャブオーバーと比べると、前方のボンネット部分だけ運転席が後ろに移動させざるを得ない。結果、居住スペースや荷室スペースが減少し、特にハイエースは商用車だけあって大きなデメリットとは言えそう。

実際、新型ハイエースの予想主要諸元を見ておくと、荷室長はフルモデルチェンジによって3000mm→2380mmに減少。全長は4695mm→約4800mmに拡張されるものの、それだけボンネット下にエンジンを移すことのデメリットは大きい。

ただ荷室幅や荷室高は今回のフルモデルチェンジで拡幅されるといった情報も。

またホイールベースが長くなるメリットはあるものの、新型ハイエースは最小回転半径も長くなって小回り性能が悪化してしまう。特に日本の道路事情を考えたら、今回のフルモデルチェンジはハイエースにとって「商用車的なデメリット」も目立つか。

フルモデルチェンジ後も「現行200系ハイエース」は併売

だから新型ハイエースのフルモデルチェンジに関して、トヨタ自動車は結構四苦八苦していた模様。

そのため次期300系ハイエースにフルモデルチェンジされた後も、現行の200系ハイエース(キャブオーバー型)の販売は続けるらしい。まさに苦肉の策。消費者の混乱を避けるため、新型300系ハイエースは「グランエース」「グランハイエース」といった車名も考えられてるらしい。

ただ現行200系ハイエースは「仕事の効率」にあまりに特化しすぎてる感はあるのも現実。

最近でこそようやく現行ハイエースに自動ブレーキシステムが搭載されましたが、やはり衝突安全性は見劣りする。実際、海外の商用バンの多くは既に次期ハイエースのような「セミキャブオーバー」が主流。

考えてみると、日本はミニバン車がムダに売れすぎている国。だったら、なおさら日本人が本来使い慣れているはずの「次期300系ハイエース」のような商用バンが売れてていいはず。この背景には「過度な仕事至上主義」がありそう。

そう考えると、今回のフルモデルチェンジで変化したトヨタ新型ハイエースを嘆くよりも、むしろ変えるべきは日本人全体の考え方や価値観なのかも知れません。いっそ国が200系ハイエースのようなキャブオーバーを規制してもいいぐらい。

そのため次期ハイエースは日本よりも先駆けて海外で販売されると言った情報も。

【フルモデルチェンジ】新型ハイエースバンは1ナンバーサイズに拡大!

最後のフルモデルチェンジ情報は、新型ハイエースの搭載エンジンなどをチェックして記事を終わりたいと思います。

まずは次期300系ハイエースの主要諸元。

結論からまとめると、新型ハイエースバンの車体スペックは4800×1880×1980mm(全長×全幅×全高)と予想されております。現行ハイエースの全幅は1700mm以下のため、新型ハイエースはフルモデルチェンジ以降は1ナンバーサイズに拡幅されます。

そのため現行200系ハイエースの「スーパーGL(ロングワイド)」のグレードが標準サイズになるような感じか。フルモデルチェンジ以降は全幅はかなり広がるので、セミキャブ化で狭くなった室内や荷室空間をそこで補おうとする意志も垣間見えます。

だから結果的に、新型ハイエースのトータルの荷室や室内空間がどこまで狭くなるかは実際に見てみないと分からない可能性も。

○新型ハイエースワゴンの全長はどこまで長くなる?

一方、乗用車版のハイエースワゴンはフルモデルチェンジ後も「4列シート」が配されてる模様。

そのため現行ハイエースワゴンですら全長が5.3メートルを超えることを考えると、新型ハイエースワゴンの全長はそれを上回ることは必至。まさに新型ハイエースワゴンはほぼ小型バスになる可能性も?

さすがにそれは言い過ぎにしても、少なくともフルモデルチェンジ後の新型ハイエースワゴンの全長は5.5メートルぐらいまでは伸長しそう。

【フルモデルチェンジ】新型ハイエースは3.5L V6にアップサイジング?

新型ハイエースはセミキャブオーバー化と安全装備の拡充によって、おそらく車重の増大は避けられない。そのことも影響してるのか、フルモデルチェンジ後のラインナップが特徴的。

具体的には、新型ハイエースバンのエンジンは「3.5L V6ガソリンエンジン(2GR-FKS型)」「2.8L直4ディーゼルターボエンジン(1GD-FTV型)」の二種類が用意される模様。

2.8Lディーゼルターボは同じエンジンが引き続き搭載されるものの、現行ハイエースバンのガソリンエンジンは2.7Lと2.0Lしかラインナップされていないので、まさに今回のフルモデルチェンジでは「アップサイジング」されるカタチ。

これは先日、カーギークで試乗レビューしたトヨタ新型ヴェルファイアと同じ3.5L V6エンジン。他にもレクサスGSに搭載済みなど、新型ハイエースバンは今回にフルモデルチェンジで非常にパワフルなエンジンに換装される可能性。

ただし、マガジンXの最新情報では日本国内でV6エンジンは設定されないとのこと。確かに商用バンの燃料がプレミアムガソリンってどうなんや?というカーギークの不安は的中。そのため新型300系ハイエースはディーゼル一択に絞られるとか。

第二世代セーフティーセンスはフルモデルチェンジと同タイミング?

ちなみに先程は現行ハイエースに自動ブレーキが追加されたとお伝えしたものの、あくまで「セーフティーセンスP」と呼ばれる少し古いタイプの自動ブレーキ。現在としては性能がやや見劣りする。

そのため新型ハイエースはフルモデルチェンジを機に「第二世代セーフティーセンス」に刷新される可能性が高そう。この新型セーフティーセンスは、ACC機能や夜間での歩行者の認識など安全性は非常に高めてくれる高性能な自動ブレーキシステム。

たびたびニュースで報じられているように、仕事中の交通事故も少なくありません。特にトヨタ・ハイエース乗りは多い。事故が減れば経営者の負担も減ります。予防安全性が高まることは、様々な方面で重宝されることでありましょう。

トヨタ的には新型ハイエースが売れるか売れないかは賭けだと思いますが、日本人全体でもっと安全を重視する風土が根付くといいなと思います。とりあえず次期300系ハイエースの価格はかなり値上がりしそう。

ちなみに【最新情報】新型アルファード・ヴェルファイア フルモデルチェンジまとめ【最新情報】新型エスティマ フルモデルチェンジなども合わせてご参照ください。

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